恋色ストロベリー【妖怪ウォッチ】

【06】油断はダメです。 暗黒神エンマ ページ8

暗黒神Side

「おい…。やめろ…」

『やだね』

普通なら立場は逆…のはず。

オレは、Aに頬をいじられている。

A曰く、ぷにぷにしてて気持ちいいとのこと。

しかし、もう十分だろう。だって、数十分くらいこの状況は続いている。

こんなにもぷにぷにしているのに、Aは飽きないのだろうか。

「おい」

Aを呼んだはずなのに、Aは反応しない。

「良い加減にしとけよ」

反応しない。

「聞いてるのか？」

「ったく…よっと……」

『わっ！？』

Aの手を掴み、床に押し倒す。

『あ…暗黒神？』

「あのさ…。オレは男だからな…。よくオレで散々遊んでくれたな」

『な、何を…』

急なことでか、Aの頰が赤く染まっていく。

「オレで散々遊んだんだから、Aでも遊んで良いよな？」

『なんで…？』

「当たり前のこと言うなよ」

疑問の表情を浮かべるAに向かって微笑む。

「じゃ、覚悟するんだな…？」

Fin

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