ｗｈｙ 〜ユノ ページ10
僕を見上げたAちゃんは口びるを尖らせていた。
それは決してキスをせがんでいるものではない事くらいは、わかった。
「もっと早くに、です」
ちょっと怒ってる？
「サプライズしたくて・・・」
なんとか言い訳・・・
「相手を怖がらせるのはサプライズではありません」
・・・は、通じなかった＿|￣|○
「・・・はい」
Aちゃんに叱られちゃって、ちょっと気持ちが下がっちゃった僕。
「・・・もうっ」
そう呟いたAちゃんが両腕を僕の体に回して来て・・・
「！」
「・・・会いたかった」
僕の胸に頬を寄せて、ギュってしてくれて////
「Aちゃんっ」
もう無条件に反射的に抱きしめていたよ。
「僕も会いたかった」
部屋の入口からたった1.5ｍしか入ってない場所で抱きしめ合う僕達。
「Aちゃん、部屋に入っていい？」
「あ、はい・・・っ！」
我に返った様に答えたAちゃんを抱き上げベッドまで運んだ。
ポフッとベッドに降ろしたAちゃんは驚いた顔をしていた。
その隣に僕も座り、Aちゃんの頬にそっと触れると
僕をみつめるそのうるんだような瞳がキレイで、
顔を近づけていくと少しずつ伏せられていくまつ毛まで愛しくて、
柔らかい口びるに、僕の口びるを触れさせた。
最初は触れるだけ。
１度離してみつめるとAちゃんも僕をみつめた。
頬に触れた手を肩から腕へと滑らせて行き、その先にある手を握る。
そしてその手にキスをする。
Aちゃんも僕の手を握り返してくれたのを合図の様に、顔を近づけてキス。
口びるを啄むと、緊張してるのか僕の手を握るAちゃんの手がギュッとなった。
右手で後頭部を支える様にして、ゆっくりとベッドへと倒して行く・・・
何度も、ゆっくりと、口びるを啄んで・・・
指を絡めて、手をベッドへ固定するとAちゃんがその手へと顔を向けた。
首筋が艶めかしい。
引き寄せられるように顔を近づけて行く。
「ユノさん・・・」
「ん？」
「１人で来たんですか？」
何故、ここでその質問？
「エレベーターまでマネージャーに送って貰った」
では再開。
「ユノさん」
「ん？」
「ここに・・泊まるんですか？」
「もちろん！」
では・・・
首筋にキスを落す。
「ユノさん」
答えていられない。
首筋から頬へいくつものキスをする。
「・・っ・・ユノさ、ん」
『あ、ウェ〜！？』
「・・・待って」
「！？」
僕はAちゃんの横顔を見た。
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ryokasyu(プロフ) - 愛嬌さん» 申請ありがとうございます！お気に召していただけて本当に嬉しいです＾＾ (2021年1月12日 20時) (
レス) id: d540230153 (このIDを非表示/違反報告)
愛嬌(プロフ) - カホルさんの書くユノ大好きです^_^お友達申請させた頂きました。宜しければ承認お願いします。 (2021年1月12日 19時) (レス) id: dff3957b28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カホル | 作成日時：2020年9月27日 16時
