最強の呪文 ページ45
髪を撫で優しくみつめるユノに、Aの涙も収まってきた。
額にチュッとキスをして微笑むユノ。
「必要なら、いつだって、何度だって、僕が呪文をかけてあげるから」
「・・・はい」
Aも微笑んだ。
「ユノさん」
「ん？」
「・・・好き」
恥じらいながらも真っ直ぐにユノの瞳をみつめて言ったA。
「ふふっ」
ユノは少し困った様な照れた顔になった。
「大好き・・・」
そう言ってAがユノの首元に腕を回して抱きついた。
「知ってる」
ユノもAの体を抱きしめる。
「・・・ユノ・・・」
小さくユノの耳に響く声。
「！・・Aちゃん・・、それ、最強の呪文」
少し体を離して言ったユノの顔は妖艶なものへと変わっていた。
ゆっくりと口びるを寄せるとAの口びるを啄む。
何度もそうしているとAの口びるが動くのを感じた。
「！」
ユノの口びるに応えようと啄んでいる。
口びるを離してAをみつめると恥ずかしそうに上目づかいでユノを見た。
「ちゃんと・・出来てる？////」
フッと目を細めると軽くチュッとキスをしたユノ。
「好きだよ・・・」
掠れるように囁くと再び口びるを寄せ重ねた。
軽いキスを重ねて熱くなっていくキス。
「ん・・・」
吐息が漏れリップ音が響く。
ユノの指が体を滑り、口びるが首筋を滑る。
「・・・ぁ・・えと、ユノさ？」
再び始まるのかと戸惑いを隠せないA。
ユノが顔を上げた。
「呪文を・・かけたじゃない」
「ぇ・・・」
片方の口角を上げたユノ。
イタズラに微笑むと再びAの首筋に顔を埋めた。
「ぁ・・・っ・・」
１度温まった体は敏感に反応してしまう。
Aの感じるポイントを覚えたユノの手に翻弄される。
「ユノさ、んっ・・ライブして、疲れてるんっ・・じゃ」
顔を上げたユノ。
「Aちゃんが、僕に火をつけたから・・・」
初めから何も遮る物のない素肌を滑る口びる。
「・・・ぁっ、ん・・」
胸に顔を埋めたユノの頭をAが抱くとユノの手は下がって行く。
「っ・・ぁぁ・・」
・
・
・
１度目よりも熱く求められ
甘く囁く吐息
素肌の感触
すべてが高みへと導いていく・・・
・
・
・
まだだ
もっと
感じて
もっと・・・
・
・
・
ひとつになって
乱れて
一緒に・・・
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ryokasyu(プロフ) - 愛嬌さん» 申請ありがとうございます！お気に召していただけて本当に嬉しいです＾＾ (2021年1月12日 20時) (
レス) id: d540230153 (このIDを非表示/違反報告)
愛嬌(プロフ) - カホルさんの書くユノ大好きです^_^お友達申請させた頂きました。宜しければ承認お願いします。 (2021年1月12日 19時) (レス) id: dff3957b28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カホル | 作成日時：2020年9月27日 16時
