愛をもっと 3 ページ43
やっと出番が来た僕の忘れ物。
そっと足を開いてそこにあてるとピクッと反応したAちゃん。
「っ・・は、ぁ・・」
少しイジワルをしながら侵入していく。
「ん!」
眉を曇らせたAちゃん。
「痛い?」
「だ、いじょう、ぶ・・・っ」
ゆっくりと進んで行きついに到達。
「はぁっ・・・」
僕からも吐息が漏れてしまった。
「やっと、ひとつになれたね」
「・・ん・・」
Aちゃんの中、なんだろう・・・
今まで感じたことのない感覚。
僕の全部を包み込んでくれているような、すごく幸せを感じる。
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・・・どうしよう、なんだか・・泣きそう。
凄く、幸せで・・・
好きな人とひとつになるって事が、こんなにも幸せな事だなんて、知らなかった。
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「大丈夫? 痛い? 苦しい?」
ふと片手で顔を隠したAちゃんが首を振る。
「違うの・・・」
「やめる?」
「やめ・・ないで」
消えそうな声で言って僕の腕を掴んだAちゃん。
ゆっくりと確かめる様に動き始める。
「ん・・・っ」
「・・・は・・ぁ・・っ」
僕のリズムで揺れるAちゃん。
「・・は・・・ぁ・・っん」
両手をベッドに置き体を近づける。
「ぁぁっ・・ん・・・」
僕の背中にAちゃんの手が回り更に距離を縮めた。
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ユノさんが体を近づけて来たから、逞しい二の腕を掴んでいた手を背中に回した。
しがみつかないと耐えられない程の快楽に襲われる。
汗ばむ体。
その感触が私を、私の知らない私へと変えていく。
「好きだよ・・Aちゃん・・っ」
途切れ途切れになりながら囁くユノさんの甘く掠れる声。
「ユノさっ・・・ぁっ・・ぁっ、んっ」
キスが私を更に高みへと導いていく。
緩急をつけて私を攻めるユノさんと同時に漏れる吐息。
「・・っ、は・・っ」
「ぁ、ぁ、ぁ・・」
私も漏れる声を抑えきれない。
好きな人に愛される事がこんなにも気持ちいいものだったなんて・・・
・
・
・
そろそろ僕も限界。
スピードを上げ攻める。
「っ・・ぁっ・・ぁ、ユノさ・・ん」
掠れた声で名前を呼ばれ最高潮に達した。
「Aちゃんっ」
「ぁ、ぁ、ぁ、っ、ぁぁっ、ぁんっ・・」
Aちゃんがギュッと僕を抱きしめた・・・
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ryokasyu(プロフ) - 愛嬌さん» 申請ありがとうございます!お気に召していただけて本当に嬉しいです^^ (2021年1月12日 20時) (レス) id: d540230153 (このIDを非表示/違反報告)
愛嬌(プロフ) - カホルさんの書くユノ大好きです^_^お友達申請させた頂きました。宜しければ承認お願いします。 (2021年1月12日 19時) (レス) id: dff3957b28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カホル | 作成日時:2020年9月27日 16時