忘れ物番長物語 ２ 〜ユノ ページ30
僕の腕の中にいるAちゃん。
抱きしめ返してくれるだけで嬉しいのに
「・・・ユノさん、格好良かったし/////」
そんな事言われちゃったら、もう、押さえきれない。
Aちゃんの顎を指でとらえ、口びるを奪った。
キスをしながらパーカーを脱がせると、Aちゃんも逆らわずに腕を抜いてくれた。
そのままゆっくりとベッドへ倒れ込みみつめる。
うるんだような瞳がキレイだ。
「好きだよ・・・」
それ以外の言葉がみつからない。
「ユノさん・・・好き・・・」
恥ずかしそうに伝えてくれたその言葉がスイッチを押した。
Aちゃんにキスを降らせる。
口びるをゆっくりと何度も啄み、頬にキス、耳たぶにも。
ピクッと反応したAちゃん。
可愛い。
指先を滑らせた後、その首筋にも口びるを触れさせる。
「・・・ぁ」
襟ぐりの開いているTシャツ、鎖骨へ向かって口びるを滑らせていくと、
フッと鼻から漏れるような甘美な吐息と共に、顔を背けたAちゃん。
また首筋を攻めながら右手を滑らせTシャツの裾へ・・・
「ゃ・・・」
滑り込ませた僕の手を押さえたAちゃんをみつめる。
「イヤ？・・・」
僕の声も掠れる。
「・・・電気を」
恥ずかしそうなお願い。
僕は照明を暗くするとAちゃんをみつめ、またキスをした。
髪を撫でみつめ微笑むと、僕を見て微笑んでくれた顔が愛おしくてキスをして、
右手をTシャツの裾へと滑り込ませる。
柔らかい素肌の感触。
その先へ進むのがなんだか緊張する。
中央突破をためらい少し脇の方から上がって行く指先が、下着に触れた。
僕のドキ ドキが伝わりそう・・・
どうしよう、なんだ？ この初めての様な緊張感は。
あぁ、そうだ、Aちゃんの全部を僕が初めてに塗り替えるんだった。
ちゃんと優しくしてあげないと・・・
僕の全部で・・・
下着に隠された柔らかい膨らみを手のひらで包む。
「！」
Aちゃんがピクッとして・・・
僕は固まった。
・・・やばい。
大事な物・・・
忘れてた。
元の部屋の枕の下に隠してそのまま・・・
ここまで来て、今さら・・・
だけどアレ無しでは・・・ダメだ、絶対ダメだ。
大切なAちゃんは守らなくちゃいけない。
ユノや、しっかりしろ。
これ以上進んではいけない。
なんて言って、どうやってここで止まればいい？
考えろ、考えるんだユノ！
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ryokasyu(プロフ) - 愛嬌さん» 申請ありがとうございます！お気に召していただけて本当に嬉しいです＾＾ (2021年1月12日 20時) (
レス) id: d540230153 (このIDを非表示/違反報告)
愛嬌(プロフ) - カホルさんの書くユノ大好きです^_^お友達申請させた頂きました。宜しければ承認お願いします。 (2021年1月12日 19時) (レス) id: dff3957b28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カホル | 作成日時：2020年9月27日 16時
