ｗｈｙ 再び ページ19
マネージャー運転の車に乗り込んだ一行。
Aが1番最後尾の席に座り、その前にユノとチャン ミン。
ユノはAと並んで座ろうとしたが「イチャつくからダメ」とチャン ミンに制された。
「今日、どうだった？」
ユノが後ろを向きながら聞いた。
「リハーサルなんて見るの初めてだし、バッグステージに入ったのも初めてだし
驚く事ばかりでした。
スタッフさんの数ももの凄く多くてこうやってライブを作るんだなぁって」
『チャレッソ、チャレッソ〜』
「いえ、私は何も・・・。ただお邪魔にならない様にと」
嬉しそうにユノがAに伸ばした手を、チャン ミンが払いのける。
「そう言えばそのメガネはどうしたの？ 目、悪いの？」
チャン ミンが振り返って聞いた。
「いえ、これはマネージャーさんが用意してくださったんです」
「ふーん、そうなんだ。そう言えば、僕達の歌聴いて泣いてたよね？」
「え！？・・・あ、それは////」
「感動した？」
「・・・はい//// あの曲、素敵でした。チャン ミンさん、凄く高音が出るんですね」
チャン ミンも満足そうに口元を緩ませ正面を向いた。
「僕は？」
子犬の様な瞳でユノが言った。
「ユノさんも素敵でした」
「も？」
「え？」
「ユノさん、も？ 素敵、なの？」
「あ、そうじゃなくて、えっと、素敵です、ユノさん、素敵です、ユノさんがっ素敵です」
焦るA。
「その位にしておけ、ユノ」
マネージャーの言葉にユノも正面を向いた。
「ところでヒョン、どこへ向かってるんですか？」
チャン ミンが聞く。
「ああ、Aさんの泊ってるホテル。先にAさんを降ろしていくよ」
・
・
・
しばらくしてホテルの地下駐車場に車は滑り込んだ。
車が止まったところでマネージャーが言う。
「あ、そうだ、ユノは今日は宿舎だ」
「え！？」
驚くユノ。
「なんでなんでなんでなんでなんで！？」
「Aさんに急用が出来たんだ」
ユノがAを振り返る。
「何！？」
「ユノさん、ごめんなさい。実はヨンハオッパの奥さん、私の友達のさっちゃんが
オッパと喧嘩して家を出て来ちゃったらしくて、ここに来てるの」
「え？」
「ごめんなさい、今日はさっちゃんと一緒にいないと・・・」
「・・・・・」
頭の上から魂が抜けて行くのが見えるかの様な表情でユノが固まった。
『ウェ〜・・・』
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ryokasyu(プロフ) - 愛嬌さん» 申請ありがとうございます！お気に召していただけて本当に嬉しいです＾＾ (2021年1月12日 20時) (
レス) id: d540230153 (このIDを非表示/違反報告)
愛嬌(プロフ) - カホルさんの書くユノ大好きです^_^お友達申請させた頂きました。宜しければ承認お願いします。 (2021年1月12日 19時) (レス) id: dff3957b28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カホル | 作成日時：2020年9月27日 16時
