＃5 ページ7
青side
ー昼休み終了5分前
涼太と亮平が楽しそうにしゃべりながら戻ってきた。
あぁ、成功したんだな。今日からは3人で帰れないかもな。
まるで他人事にように思った。
赤side
ー下校時間
緑「涼太、しょうた一緒に帰ろう？」
青「俺、先生に呼び出し食らってんだわ。だから先帰ってて。」
緑「えー待ってようか？」
青「遅くなりそうだからいいって。」
緑「ホントに？待つよ？遠慮とかいらないからね？」
青「大丈夫だって。本当に。じゃ、また明日！」
そう言ってしょうたは足早に教室を去っていた。
緑「しょうた、どーしたんだろ。」
赤「さぁ．．」
亮平にはとぼけておいたが、明らかに気を使っている。
うん。予想通りの勘違い。
帰り道、2人並んで歩きながらせっかくだからって昼休みの話の続きをすることにした。
赤「結局、亮平は好きなの？ しょうたのこと。」
緑「いやいや、そんなワケ．．。幼馴染だし、俺だって男だし。」
赤「そんなわけ、あるでしょ。気づいてないだけで。それに幼馴染とか男とか関係ないでしょ。
亮平は亮平。人を好きになることに理由はいらないし、迷惑でもないからね。」
緑「うん．．でもそうやってしょうたのこと考えたことない、かも。」
はー、この幼馴染、勉強できるのになんでこんな鈍感に育った．．
赤「じゃあさ、亮平。もし俺に彼女ができたらどう思う？」
緑「涼太に彼女．． なんか小三の涼太じゃないんだなーって思う。」
俺は小三どまりかよ。笑
これは、意外と傷付くもんだな。
赤「じゃあ次。今度はしょうたに彼女が出来たらどう？」
緑「しょうたは．． んー、なんか、やだ。」
．．やっぱりか。
多少期待した俺が馬鹿だった。
わかりきっていたことなのに。
俺の初恋も、ここで終わり、かな。
赤「じゃあ最後ね。」
赤「今ここで俺が好きって言ったらどうする？」
緑「えっ．．．」
．
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永海わさび - 夜無月様、コメント嬉しいです!私もyrab大好きです。読んでくださってありがとうございます! (2022年1月19日 22時) (
レス) id: 3acf2a338c (このIDを非表示/違反報告)
夜無月(プロフ) - 初めまして。私はyrabが好きなので、三人をお話の中心に置いてくださって嬉しいです！これからも、楽しみにしてます！ (2022年1月18日 21時) (レス) @page11 id: fb932f4144 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：漆黒の守護神 | 作成日時：2022年1月9日 21時
