一番大切なもの。必要なもの。【ハンターハンター】【シャルナーク】

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敵？「長老を連れてこい！そーすりゃあ、命は奪わねー。早くしろ！」


長老…になにを…


でも、絶対に連れてこない方がいい。
連れてきたら…長老は、こいつらに何かされる。
こんな奴らが無傷で返してくれるとは思えないし。


「長老は、いないよ。だから…帰れ」


敵？「おっかねー、姉ちゃんだな〜。
ここにいる事はわかってんだよ。連れてこい」


「アンタの言う事なんか聞くわけねーだろーが」


…目が熱い。
緋の目になってる…のかな。

体力が残るか心配だけど…殺るしかないっ…
これ以上、暴れられても迷惑だし…けが人がでる。


敵？「ちょーしのってんじゃねーよ。女だからって容赦しねーぞ」


弱い人ほど、そういう事言うよね。
話してる暇があるなら、さっさと殺せば？


「私一人で十分。返り討ちにしてやる…」


敵？「全員、女を狙え！」


その言葉で、何十人もの人達が私に向かって走ってきた。


？「ひぃっ…」


「逃げて！」


私が殺られたら、みんなが危険になる。
長老が連れて行かれる。


一人でなんとかしないと…




仲間は、敵の強さを知って逃げて行った。
だから、今は私が一人。



ここで止めてやる…





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でも…



「さすがに、キツイ…」





敵は、まだ結構いる。
私は…傷ができた。



意外に強い人が混ざってて、殺せない奴もいる…



「はぁ…」


一人で、倒せるかな…
ちょっと無理な気がしてきた。


敵？「隙あり！」







？「明らかに無いだろ」



グシャ…




え…？



念でできた剣を振りかざしながら突進してきた敵の一人が私の前で倒れた。



何が起こったのかは、わからない。
なぜか…いきなり、赤い液体が視界に映った。




？「それが本気か？」

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