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…
何年ぶりなんだろう。
自分が攻める側になったのなんて。
高木と付き合ってからは受け入れる側だけだったから……
こんなに、気持ちよかったなんて…忘れてた……
「ひか、ひか」
「んんっ、気持ちい？いのちゃ」
「ん、すごっ。あつぃ」
「あ、あ、もうっ！」
「ひか、一緒にっ！！」
光の中に吐き出して、どさって隣にうつ伏せに倒れ込んだ。
「は、ぁぁ…伊野ちゃん、凄かったぁ…」
こっち向いて。って顔を寄せられチュッて軽くふれてきた光の唇。
朦朧とした頭で、すこしずつ現実を思い出し、火照った体が一気に冷めだした時
「もう、戻れないよ。合意の上でのことなんだし」
か
口角をあげてニヤリと笑う光は、ゾクッとするほど目の中は笑っていなかった。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「ごめんね。埋め合わせはちゃんとするから」
「絶対だかんな！高級焼肉！」
「ははっ、OK。今日は光くんと？」
「うん！」
「そっか。あんまし迷惑かけないようにね」
「むっ！大丈夫だもん！」
「じゃあ、いってくるね」
"あ、光くん。またお邪魔するけどよろしくね"
ちゃんと光に俺のことをお願いしてくれる優しい彼氏。出来すぎな彼氏。ただ、俺を置いてきぼりにしすぎるとこはダメな彼氏だな。
「いのー。おまえ、光に迷惑かけんなよ」
「大丈夫だよ、ねぇ？伊野ちゃん。薮こそ、また北山たちと飲み潰れないでよ」
「ん、あぁ、はい…」
俺に文句言ってきた薮をすぐに黙られせてくれた光。
「あ、おっきぃ…」
「ふふ、伊野ちゃんが可愛いから…」
「もぅっ。ばか…あ、んん」
月に一度、光の家でお泊まり会をしたいって、まずは高木にお伺いをしてみた。
俺に甘い高木は、相手が光ってこともあってすぐにOKしてくれた。
薮は自分のことは棚に上げて、いや、もしかしたら何か勘づいたのか、なかなか首を縦に振らなかった。
だけど、光がそんならほかの友達と飲み歩く！って脅したら渋々OKした。
お互いの寂しさを紛らわすためだけの営みだったはずのものは、お互いのパートナーよりも濃密になっていった。
「次は俺ね。ここ、ここに頂戴…」
「たくさんあげる」
「あぁ、」
「ひか、ひかっ！」
こんな関係、やめなきゃいけないかもしれないけど、
もうムリなの。ふたりで慰めあって、あいつらにバレないかどうかのスリルがより一層離れられなくなっているの。
光、ずっと一緒にいて。
地獄まで落ちていこう。
終
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みるみるみるきー(プロフ) - Ｑさん» そーなの。至れり尽くせり、下の世話も……おほほほ。やっと、移行も出来たので、グダグダなラストを読んでくださいませ。 (2020年1月5日 20時) (
レス) id: a47283bf22 (このIDを非表示/違反報告)
みるみるみるきー(プロフ) - めめめ(Yoko改名しました)さん» あひゃひゃ！すまぬー。だってー、遊んでばっかなんだモーン。あの二人ーー。やっと移行できた。 (2020年1月5日 20時) (レス) id: a47283bf22 (このIDを非表示/違反報告)
Ｑ(プロフ) - あらま！、髪乾かしてくれたり、おせちにお酒に加えて‥‥下のお世話まで！やってしまうのですね。ほらあ、彼女をほっておくからあ、んーっ、楽しいっす、イケナイ子のワタクシ、覗き見気分でドキドキワクワクしとります （・・）‥ゴクリ・・ (2020年1月5日 14時) (レス) id: 606e7e57bd (このIDを非表示/違反報告)
めめめ(Yoko改名しました)(プロフ) - ぎゃーーー！！ちょっとちょっとひかーーっ！たいへーん！問題よもんだーーーい！！やぶぅぅっ！ゆうやーーーん！さっさと帰ってこーい！！大変なことになっとるよーーーっっ！！ (2020年1月5日 14時) (レス) id: 1ec0dcf065 (このIDを非表示/違反報告)
みるみるみるきー(プロフ) - 夏夢さん» あぁーこっちにまでコメくれるなんてー(T_T)。ありがとうございますぅ。あたしも食べたい、手作りお節。伊達巻とかも2人でイチャコラしながら作ったからゲロ甘だと思います。今日はプレ販いってきます。心の友と共に。ふふふ。 (2019年12月27日 9時) (レス) id: a47283bf22 (このIDを非表示/違反報告)
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