JUMP短篇集（JUMP×JUMP）5

くるっくるっくるりんぱ！ ymar ページ13

…


「だいちゃん」

「はい」

「あれはぁ、ないょ」

「はぃ」


本日のヒルナンで流されたVTR……
お掃除を教わる企画だったんだけどさ。

ラップの使い方が出来なくてスタジオで笑われてさ。





だって、家にないもん……
ラップなんか。



「料理しないから必要ないもん」

「そーだけどさ〜」

「いいじゃんかっ！料理は山田がすんだし！」

「そーだけどさぁー」←２回目


うぅー
山田までそんな目でみるなぁ(泣)
俺だって頑張ったんだ！！


スタジオのみんなから総ツッコミされて
光くんに呆れられて

家帰ったらトドメの山田。

半泣きになってたら
ギュッてしてくれた。



「まぁ、俺も悪かったよ。なんにもやらせ無さすぎた。」

「うぅーー」

「ほら、これ、これはカンタンにできるからやってみ？」

「ん、」


そう言われて渡されたのは、なんか入れ物に入ってるラップ。

小鉢にラップをしろって言われて


「そー、そーやってクルって」

「あ！出来た！」

「やったじゃん！」

よしよしって、山田に頭撫でられて少し気分が上昇。




「さってと、ご飯食べよか」

「うん！」


テーブルの上には俺の大好物。


「わー！オムライスだっ！！」

ニッコニコになった俺を見て嬉しそうに笑う山田。

なんだよ。そんなふうに見られたら照れちゃうじゃん。


「こぼすなよ〜」

「うん！」


んめぇ〜！！卵がふわっふわでトロットロ〜♡

褒めまくりながら食べてたら


「もー。言ってるそばから〜」

「んんっ」


口元についたケチャップをティッシュで拭いてもらいました。

「てへっ。ありがとう〜」
って笑ったら


「反則だ！！」

って喚いて悶えてる山田。

んだ？情緒不安定か？(笑)




まったくもぅ…って、まだブツブツ言いながら洗い物をする山田の為に、風呂掃除をしてやった。


風呂掃除なら任しとけ！
ぴっかぴかに磨きあげて、湯船に湯を張って、ついでに山田のお気に入りの入浴剤も入れといた。

喜んでくれるといいな。


「あれ？大ちゃんお風呂入れてくれたの？」


「うん！美味しぃオムライスのお礼♪先に入ってきなぁ〜」

「あはは。ありがとう。……ねぇ大ちゃん…」

一緒に入らない？


ふえっ///
え？え？



．

2→←2

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す