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…
「……て、話なんだとさ」
「いま、おじいさんは？」
「あぁ、今も元気だよ。チャリンコかっ飛ばしてパチンコ行ってるってさ(笑)」
「凄いね(笑)」
「まぁ、とにかく、ちゃんの方から言うまでは俺から聞いたってのは内緒な」
「ありがと、有岡くん」
「高木だから教えたんだからな」
「え？それ、どうゆう意味？」
「そのうちわかるよ」
そう言うとトレーを抱えて、ごめんな！今から会議だった。って慌てて去っていった。
なんで俺だから。なんだろ？
そういや、あの伊野尾くんの失恋話。
会社のなかで噂になってると思ってたら、誰も知らない事だった。
うわさ話好きなはずの有岡くんは、俺にだけ教えてくれたんだ。
なんでだろ？
慰めてやれってことなのかな？
俺が？
伊野尾くんを？
なわけないかー(笑)
考えてもよくわかんないからオマケのプリンを食べて、おばちゃんに最っ高の笑顔でお礼を言って、食堂を出た。
自分の席に戻って、その日の業務をサクサクと消化していると机の上のスマホが震えた。
画面には『伊野尾くん』の文字。
さっきの話しが頭に浮かんで、出るのを戸惑っていたら横からスっと手が伸びて
「伊野尾くんからやん。なんで出ないの？はいはーい！高木の携帯でーす！」
《だれ？あんた》
「初めましてー！桐山っていいますー！」
「わー！ばかっ！変わってー！」
《なんだよ、いまの！》
「ごめんごめん！なに？どうしたの？」
《涼介が高木に相談があるって言ってきて…》
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
うんうん。わかった。って電話を切ると、横で大型犬が尻尾振ってニヤニヤしながら絡んできた。
「なになになにー？随分と仲良しなんやねぇ。伊野尾くんと」
「そんなでもないよ」
「でもさぁ、けっこう飲み行ったりしてるよねぇ？俺も一緒にいきたーい。今だって飲みのお誘いでしょー？行きたーいっ！」
「あー、もうっ。違うからっ！今度！今度誘うからっ」
「うおっ！マジで？絶対だぞ！約束したからな！」
店は俺に任せて〜。伊野尾くんは何が好きかなぁ〜♪
と、スキップしながら去っていく桐山。
おいおい、周りの女子たちが引いてるぞ。
勝手に決めちゃったこと、後で謝っておこう。
また夕飯を御馳走してくれるっていうから、今日はどんなお土産にしようかな〜。
それにしても涼介くんの相談てなんだろうな。
その相談事で一悶着起きるとはこの時はまだ知らなかった俺。
…
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みるみるみるきー(プロフ) - しろくまさん» しろくまさん、ありがとうございますぅ！頑張りますです。これからまた1さん登場させますからー！ (2020年5月21日 11時) (
レス) id: a47283bf22 (このIDを非表示/違反報告)
しろくま(プロフ) - 素敵な夜景とイケメン…どちらも大好物です、はい。じゅるり。これだけで茶碗5杯はいただけます。ひき続きお待ちしていますっ。 (2020年5月21日 10時) (レス) id: 8dcb6e2f50 (このIDを非表示/違反報告)
みるみるみるきー(プロフ) - Linkさん» きゃーーー(≧∇≦)りんちゃーん！お久しぶりーふ！おほほ、あの人は誰かしらー？家政夫さんかしら？聖書の人かしら？獣医さんかもしれないwwwいやーん、戻ってきてー宇宙からー！！また読んでねー。 (2020年2月7日 19時) (レス) id: a47283bf22 (このIDを非表示/違反報告)
Link(プロフ) - うわぁーっ！たかいのの微笑ましいやり取りからのあの人…。あの人おおっー…！！あーーいのやま女装でにたにたしてたのにー笑笑 みるきーさんのたかいのはもちろん、ゆとやまに弾けて宇宙に飛んでっております。お久しぶりのコメント失礼しました。 (2020年2月7日 19時) (レス) id: 82c087770e (このIDを非表示/違反報告)
みるみるみるきー(プロフ) - やまたかさん» ありがとうございますっ！がんばりまーす！！ (2020年2月6日 22時) (レス) id: a47283bf22 (このIDを非表示/違反報告)
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