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亮side
目あけると
まわりは真っ暗やった
どんだけ寝たんやろ俺…
今度は寝すぎがあかんかったんか
まだ身体重いし
なんなら身体中痛い気ぃさえする…
唾飲むのもシンドいくらいカラッカラの喉
ベッドサイドにあった飲みかけの水、一気に流し込んで、はぁぁ…っと深く息吐けば
チカチカ光るスマホに目がとまった
亮「章ちゃんか…」
仕事は気にせんでええからゆっくり休み
やって…
ごめん章ちゃん
俺、仮病やわ…
はぁ…
アホやな…俺
今スマホひらく時
一瞬でも期待したんとかさ…
ある訳ないやん…連絡なんか…
ほんま脳みそヤバいって…
何となく寒いんは、寝汗のせいかな
亮「風呂入ろ…」
ごめん、寝てた
ありがとう
っとだけ章ちゃんに返して
すぐにシャワー浴びた
明日どんな顔して会おう…
出向が終わるまで、後どんくらい居るんやろ…
自分が悪いんに
冷たくされたないな…っとか思てる時点で
終わってるわ俺…
さっきあんだけ寝たくせに
布団に潜り込むと
また重く閉じてく瞼
病は気からとかよう言うけど
ほんまなんやな
気が滅入ってると身体もそれに反応すんのな…
仮病が仮病やないって自分で気づいたんは
次の日の朝んなってからやった…
ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ…
亮「嘘やん…」
脇から抜き取った体温計には38.7の数字
ほんまに熱あるし…
そらずっとシンドいわけや…
結局そっから2日休みもらって
課長から話聞いたすば る君が薬買ってきてくれたり、飯作ってくれたりしたおかげか
仮病から3日目には
熱もすっかり下がってた
渋「明日ほんまに仕事行くんか？」
亮「おん、もう熱下がったし」
渋「無理せんでええねんで？」
亮「大丈夫w
ありがとう色々してくれて、全部すば る君のおかげや」
渋「そんなん別に気にせんでええって
ようなって良かったわ」
ベッドに座る俺の頭ポンポンってして立ち上がったすば る君
渋「ほんなら行くわ
ちゃんと布団かけて寝るんやぞ」
亮「おん、ありがと」
頼れるちっさい背中見送ってから
またベッドにパタンって寝転がった
疲れが溜まってたんか
それとも
ぽっかり胸にあいた穴のせいか
どっちにしても
この突然の発熱は
俺に懺悔の時間と
充分過ぎる程の1人の孤独さを味合わせた
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いー - お疲れ様でした (2019年9月14日 23時) (
レス) id: 636dc1adae (このIDを非表示/違反報告)
りょん(プロフ) - イエローさん» ありがとうございますっ//イエローさんに、そんなお言葉を頂けるとは//是非また遊びに来てください!りょんも伺います♪ (2019年5月17日 21時) (レス) id: e9eca7cf64 (このIDを非表示/違反報告)
りょん(プロフ) - 華南さん» ありがとうございます//次回作はまだ未定ですが、また毎日楽しんでもらえるような作品に出来るよう頑張りますっ♪ (2019年5月17日 21時) (レス) id: e9eca7cf64 (このIDを非表示/違反報告)
りょん(プロフ) - kukuさん» ほんとはもっと最後ガッツリの予定でしたが…泣く泣くカットでwこの不完全燃焼は次回作で爆発してしまうかも…w (2019年5月17日 21時) (レス) id: e9eca7cf64 (このIDを非表示/違反報告)
イエロー(プロフ) - 毎日の癒やしでした(^ ^)りょんさんの書くお話が大好きなので、また会いにきます。ありがとうございました (2019年5月17日 8時) (レス) id: a66ab18587 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りょん
| 作成日時：2019年3月25日 6時
