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慰安旅行から帰ってからは
仕事三昧でわんこと2人なんて時間かったな
クタクタで帰って、倒れ込むみたいに寝て…
またいつもの時間に起きて…
わんこからの電話に気づかんとか全然あったし…
俺が疲れてんのわかってか、アイツも何も言うて来んかったから
今日までノータッチな感じやったもんな…
「亮ちゃん…」って低音で名前呼ばれただけで
反応するとか…
亮「俺も相当やな…」
溜まってんのか…
それとも
アイツにハマってんのか…
どっちにしても
明日は俺、使いもんにはならんやろな
亮「週末んなると度々それってどうなん…?w」
それはそれで、わんこの思うツボな気がして
面白ないな
今日やって絶対色々転がされそうな感じやし
俺、年上で先輩やのにっ
なんてブツブツ頭ん中で呟きながら
うちまで帰ると
亮「あれ…?俺何か捨てたらまずいもん入れたっけか?」
自分の部屋の前にゴミ袋らしき黒い塊
亮「ちゃんと分別したと思ってんけどな」
何ヶ所か明かりの切れた薄暗い廊下進むと
見えてきたんは
ゴミ袋やなくて…
亮「っ…」
「…亮ちゃん」
ドアの前で蹲ってる男やった…
亮「な…何…してるん…?」
見知った顔の男に話し掛けると
ゆっくり立ち上がった男が俺を見つめた
「会いたくて」
亮「…っ」
「まだ、ここに住んでたんだね」
懐かしむみたいにドア撫でて
また、俺を見つめた
「会いたくて、来ちゃった」
ドア撫でてた指がスっと伸びてきたかと思うと
俺の頬に触れた
「亮ちゃんの、声が聞きたくて…」
亮「っ」
俺には誰も知らん、知られちゃあかん
恋人が居った
章ちゃんも
シゲも
親兄弟も
誰も知らん
俺と
恋人だけが知ってる
秘密の関係
あの日を最後に
捨てなあかん過去の事
2度と会うたらあかん
禁断の相手
やのに…何で…
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いー - お疲れ様でした (2019年9月14日 23時) (レス) id: 636dc1adae (このIDを非表示/違反報告)
りょん(プロフ) - イエローさん» ありがとうございますっ//イエローさんに、そんなお言葉を頂けるとは//是非また遊びに来てください!りょんも伺います♪ (2019年5月17日 21時) (レス) id: e9eca7cf64 (このIDを非表示/違反報告)
りょん(プロフ) - 華南さん» ありがとうございます//次回作はまだ未定ですが、また毎日楽しんでもらえるような作品に出来るよう頑張りますっ♪ (2019年5月17日 21時) (レス) id: e9eca7cf64 (このIDを非表示/違反報告)
りょん(プロフ) - kukuさん» ほんとはもっと最後ガッツリの予定でしたが…泣く泣くカットでwこの不完全燃焼は次回作で爆発してしまうかも…w (2019年5月17日 21時) (レス) id: e9eca7cf64 (このIDを非表示/違反報告)
イエロー(プロフ) - 毎日の癒やしでした(^ ^)りょんさんの書くお話が大好きなので、また会いにきます。ありがとうございました (2019年5月17日 8時) (レス) id: a66ab18587 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りょん | 作成日時:2019年3月25日 6時