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そしてやっとお兄さんが来て退院になった。夕方というよりはもう夜だ。

慧「本当にありがとうございました。」

涼「バイバイ!」

櫻「お大事にね」



それから1週間はまたヘルパーの相葉さんに来てもらった。

宏「今回は勉強を中心に見てもらって。それと散歩とか外にも出てもらって構わないので。

 来週から学校に通えるように生活リズムを付けさせたいのでよろしくお願いします。

 食後には薬を飲ませてください。」

相「わかりました。またよろしくお願いします。」



相「涼介くん、おはよー」

涼「ん?まさき?」

相「そうだよ。久しぶりだね。またよろしく。」

涼「うん。」



相葉side

数か月ぶりに伊野尾家に派遣されて涼介くんの世話をすることになった。

何も変わってないね。


強いて言えば涼介くんが少し痩せた気がする。

元から細いけどもっと細くなってる。


それから経管栄養は必要なくなってご飯が食べられる事。

明日からは俺が作ることになってるから頑張らないと。

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作者名:りょん。 | 作成日時:2020年7月25日 15時

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