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あ、その前に確認しておかないといけないことがあった。
櫻「涼介くん、お鼻の所痛くない？」
涼「大丈夫。」
ずっとテープを貼っているから剥がして皮膚の状態を確認する。
櫻「剥がすね。ちょっと押さえるよ。」
涼「あっ！あっ！いたい。やめてっ」
看護師に顔と手を押さえてもらって剥がすと赤くなってる。
櫻「そんなに動かないで、抜けちゃうから。」
涼「ん〜。いたぃの…。」
悪化しないように皮膚保護するシートを貼って管を肌に優しいテープで固定し直す。
そして栄養をセット。
涼「ん？もうやるの」
櫻「うん。いつもより早く入れるからもし、お腹痛いとか気持ち悪いとかあれば教えてね。
横にならなければ何しててもいいよ。」
涼「わかった。」
そう言われてもそんなつもりじゃなかったから家から何も持ってきてないし。
結局看護師さんに本を持ってきてもらってそれを読んで過ごした。
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作者名：りょん。 | 作成日時：2020年6月30日 18時
