いつまでも… 6 (ページ6)

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…
17時半を過ぎると次々と帰宅してきた。

宏「ただいまー」

相「おかえりなさい。」

宏「あれ、涼介は？体調悪い？」

リビングに涼介くんがいないことを確認してそう聞かれた。

侑李くんも同じことを言ってたような。

寝ていることを伝えベッドへ様子を見に行くとすやすやとまだ寝ていた。

みんなから思われているね。

いいね。愛されてる。

相「今日はこれで失礼します。」

宏「ありがとうございました。迷惑かけませんでしたか？」

相「そんなことはありません。

　会話ができるまで少し時間がかかりましたが今日はお勉強をたくさんしましたよ。」

宏「そうですか。また明日もお願いします。」

相「はい。よろしくお願いします。」

…

そろそろ涼介起こさないとと思って声を掛ける。

慧「涼介、起きて？寝すぎだよ。」

涼「んんー…まさきぃー？」

慧「え、相葉さんのこと呼び捨てにしてんの？」

涼「ん、あれ？慧にい？おかえり。」

慧「ただいま。もう相葉さんは帰ったよ。」

涼「そっかー。」

慧「今日は楽しかった？」

涼「うん。勉強いっぱい教えてもらった。あとね、雅紀は料理はへたっぴなの。

　卵焼き真っ黒こげだった。」

慧「上手くいってるみたいだね。良かった。そうなんだ、じゃあ光の方が上手だね。」

涼「うん！だからそう言った」

慧「言ったの！？」

涼「あはは。ダメだったかな？雅紀だからいーよね。」

呼び捨てなのは失礼な気もするけど相葉さん優しいし大丈夫なのかな。

人見知りだしどうなることかと思ってたけど、楽しそうでなにより。

それに久しぶりに涼介が笑ってる気がする。