いつまでも… 6 (ページ5)

今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:76,725 hit

255 ページ5

…
午後も勉強を教えて、練習問題を解いてもらっている間に、掃除機や洗濯物など家事を終わらせた。

戻ると鉛筆を持ちながらウトウトしている。

声を掛けても起きそうになかったからそのまま抱えてベッドに横にした。

緊張もしただろうし疲れたのかな？お昼寝タイムだね。

練習問題の答え合わせをして。俺も少し休憩させてもらう。

…

ガチャガチャ。

ドアが音で目が覚める。20分くらい寝てたみたい。

開けると男の子が入ってきた。

侑「ただいま」

相「おかえり」

侑「りょーすけは？」

相「寝てるよ」

侑「具合悪いの？」

相「ううん。お勉強してたんだけど疲れちゃったみたい。」

侑「そっか。」

相「ねえ、名前教えて？俺は相葉雅紀っていいます。よろしくね。」

そう言えば朝はバタバタしてて兄弟の名前は聞いていなかった。

侑「ゆうり。」

相「侑李くんね。ありがとう。お兄さんがおやつあるって言ってたよ。」

侑「知ってる。自分で出来るから大丈夫。」

そう言って手を洗い終えるとスタスタとキッチンへ行ってしまった。

涼介くんとも違うけどなんかちょっとそっけない感じ。