検索窓
今日:1 hit、昨日:12 hit、合計:76,654 hit

267 ページ17

学校に着くと保健室に案内された。

入ると白衣を着た養護教諭であろう人にもたれかかるようにしてベッドに横になっている涼介。

慧「涼介?」

声を掛けて顔を覗き込んで言葉につまる。

経管栄養の固定は剥がれかけて、顔を赤くしながら浅い呼吸を繰り返している。

それになんだこの匂い。

涼「にい…」

目が合うともうたくさん泣いたんであろう腫れた目から涙が零れ始めた。


先「完全下校時刻になったので戸締りをしていたところ図書室で倒れているのを見つけました。

 周りには本が散らばっていて。それから近くにあったのがこの牛乳パックとシリンジです。」

宏「え…?なんで?」

この匂いは牛乳か…

先「涼介くんに聞いたのですが泣くばかりで何があったのかはわかっていません。

 ただ、管も抜けかかっているので病院に行った方が良いかと思います。」

慧「そうですか。ありがとうございました。…涼介おいで。」

268こわかった→←266



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (55 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
194人がお気に入り
設定タグ:Hey!Say!JUMP , 山田涼介 , 病系
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:りょん。 | 作成日時:2020年6月30日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。