いつまでも… 6 (ページ13)

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…

家に着いてソファに座ると急激に眠気に襲われた。

慧「眠くなっちゃった？」

涼「んーん。」

慧「うそ。顔がすごい眠そうだもん。今日は疲れたんじゃない？着替えて寝ちゃおう。」

涼「うん…」

力の入っていない涼介をパジャマに着替えさせてベッドに横にする。

ものの数分で寝息が聞こえてきた。

しっかり寝たのを確認してから起こさないようにゆっくりベッドの角度を上げていく。

それから栄養をセットした。

万が一寝返りで抜けたりしても困るから和室のドアを開けすぐ見えるようにして家のことをする。

1時間半が立って栄養は終わったけど起きる気配は無し。結局朝まで起きることは無かった。

…

涼「っ…んん…」

朝から泣いている涼介。

どうしたかというと失禁をしてしまったから。

眠剤を使ったことで尿意に気づくことができなかったんだと思う。

初めて眠剤なんか使ったし、しかも使ったことは涼介には言ってないからね。

悪いことをしちゃったな。

慧「大丈夫だよ。取り替えようね。」

…

そんなこんなで相葉さんが来たけど今日はテンションが低いまま。

栄養は拒否しなかったからいいけど。

…

そして明日から学校に行くことになった。

涼介が喜ぶだろうと思って帰ってすぐに伝えに言ったけど、涼介のテンションは朝と変わらなくて

俺だけ舞い上がってる変な感じになっちゃった。

学校に行って少し元気になるといいなぁ。