ともに歩んでくれますか？３ (ページ15)

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…

…っ。当たり前じゃん。

友達なんて言葉じゃ言い表せないんだよ、僕らの関係は。

この先どんな人とであったとしても涼介を超える人はいないよ。

僕を変えて、そして成長させてくれたのは涼介だからね。

ああ、そうしたらやっぱり保護者だったのかもね。

今なら僕も思えるよ。

生きてて良かったんだって。

僕だって大好きなんだから。

ありがとう…本当に。

これからも守ってよね、りょうすけ。

…

手紙を開けたときには気がつかなかったけど封筒の中からお守りが出てきた。

あ…これ、みんなで出かけたときに寄った神社のだ。

いつの間に買ってたんだろう。

ん？

そう言えば。

さっき引き取ってきた荷物の中にもあった気がする。

やっぱり。

色違いのお守りがあった。

僕の分と涼介の分。2つとも大切にするね。

今日までともに歩んでくれてありがとう。

でもこれからも涼介と僕はどこにいたって繋がっているんだから。

ふと窓をみると雨上がりの空に虹がかかっていた。

「ともに歩んでくれますか？」END

…

こんにちは。りょん。です。

これにて「ともに歩んでくれますか？」は完結です。

ここまでお読みいただきありがとうございました！