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大「涼介お薬飲むよ。口開けて。」
ゴクッ。
言ったことには素直に従う。
今まであった反抗期が嘘のよう。
でもそれは決していいことではないから。
感情が無くなった涼介は生きている気がしない。
何をするべきか1つ1つ言わないと何も進まない。
…
病院に連れていくとうつと診断された。
そうしてカウンセリングを受けたり、処方された薬を何種類か飲んでいるけれど一向に改善しているようには見えない。
俺はそれに焦りを感じ、涼介の先生に当たったことがある。
先生「この病気はそんな短時間で治るものではありません。時間がかかります。こうしている間も涼介くんの心は戦っているんです。優しい目で見守り応援してください。」
そんな風に言われたら見守るしかないじゃないか。
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作者名：りょん。 | 作成日時：2021年5月28日 1時
