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さらなる異変は食欲がなくなったことだった。
先「涼介くん最近、給食をほとんど食べないんです。体調が悪いとかお家で何か変わったことはないですか？」
学校からそんな電話がかかってきてびっくりした。
確かに家でももうお腹いっぱいと言って少ししか食べてないかもしれない。
大「学校で何かあった？」
涼「え？なんもないよ。」
大「最近食べないよね」
涼「お腹空いてないだけだもん」
大「食べないと大きくなれないぞ。」
涼「そんなの関係ないよ。お父さんだってちびじゃん。」
大「はっ。おまえなぁ。」
涼「とにかく、ごちそうさまでした。」
大「まったく、誰に似たんだか。」
涼「お父さんだね。遺伝って怖いわー！俺だってもっと大きくなりたかったなぁ〜」
はぁ。遺伝か。
確かにまだ涼介より俺の方が大きいけど大して身長は変わらない。
俺だって牛乳たくさん飲んでご飯もいっぱい食べてぶら下がり健康器具も使ったさ。
だけどこのサイズよ。どうなってんだかね。
何してもダメだったわｗ
…
今話したいのはそういうことではなくて。
こうやって家では普通に会話してた。
一緒にご飯食べてテレビ見て笑って過ごしてた。
それが数ヶ月前の話。
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作者名：りょん。 | 作成日時：2021年5月28日 1時
