隣の宮はよく飯食う宮だ【宮治】

21食目 ページ21

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｢いや〜まさかサムが実行委員しよるとは思わんかったわ｣







｢…お前はこういうの好きやもんな｣







｢だって学校の3大イベントの1つやで…！
めっちゃテンション上がるやん！！｣









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放課後の実行委員の集まる教室に行くと宮くんがいた

彼も実行委員らしい


たしかに、好きそうだもんなパリピだし←




治くんには部活を優先してもらうよう言ったけど

主将さんからやるんなら義務を果たせと言われたらしく、こっちを優先するらしい



本当は一緒に作業したい

なんて考えていたからちょっと嬉しい









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｢注意事項は以上！
んじゃ、解散！！｣









｢ほな、早速材料買いに行こか｣








『うん！』








｢……何着いてきてんねん｣








｢だってー、俺も買い出し行くんやもん｣









｢クラスの奴と行けや｣








｢教室でもう作業しよるんやもん
成瀬さんええよな？？｣








『あ、うん』









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よっしゃ、んじゃ行くで〜

と前を突き進んで行く宮くん

少し不機嫌ながらも後について行く治くん


仲良いなこの双子



てかトイレ行きたい←









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｢サムんとこってお化け屋敷やっけ？｣









｢おん
ツムんとこは喫茶店やろ？｣








｢ただの喫茶店やないで！
コスプレ喫茶やねん！！｣









『楽しそう…！』








｢せやろ！？
成瀬さんも遊びに来てな〜｣








『うん！

あ、あの、ちょっとお手洗いに行ってきてもいいかな？』







｢じゃあ、俺ここで待っとるわ｣








『ほんとごめん！すぐ戻ります！』









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来て早々トイレって…色気ねぇな←



トイレから出ると宮くんが入口に立っていた




何してんだろ…





隣を通り過ぎようとすると腕を引っ張られって壁に押された









これは…壁ドン！？









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『あ、あのー、宮くん？』







｢なぁ、成瀬さん
なんでサムなん？｣








『？なんのこと？』







｢何って、サムのこと好きなんやろ？｣







『えっ…もしかして角名くんに聞いた！？』







｢いやちゃうで、推測や｣







『私ってそんな分かりやすいの！？』









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ショックを受けている私に宮くんは顔を近づけ、爆弾発言をした









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｢サムやめて、俺にせぇへん？｣

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