隣の宮はよく飯食う宮だ【宮治】

18食目 ページ18

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あの日以来、時々治くんと角名くんとお昼を食べるようになった









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｢あー！！！｣






『！？…ど、どうしたの？』






｢今日、月1のライスバーガーの日や！！
忘れとった！！｣







｢あー、あれってすごい人気じゃなかったけ？｣







｢せやから焦ってんねん！
ちょっと行ってくる！！！｣






｢いってら｣






『……』






｢……｣









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気まずっ！！！

よく考えてみたら、角名くんとまともに2人で喋ったことないんだけど！？



いや、ほんとに気まずい




何を話したらいいか分からず、お互い黙々とご飯を食べていると

角名くんが口を開いた



そして彼は爆弾発言をした









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｢成瀬さんと治って付き合ってるの？｣






『ﾌﾞｯｰ！！ｹﾞﾎｯ…ｹﾞﾎｯ…！！
ななな、何言ってんの！？誰情報！？』






｢いや、ただの推測
その反応的に付き合ってはないんだ｣







『当たり前じゃん！！
治くんに申し訳ない！！』







｢ってことは、成瀬さんは好きなんだ？治のこと｣







『…角名くん鋭いね』







｢いや、割と分かりやすいよ
成瀬さんも治も｣







『えっ…治くん恋とかするの？
食が恋人じゃないの？』









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そう言うと

それはさすがにバカにしすぎ と角名くんは笑った



そして、何か思いついたらような顔をした









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｢そうだ
ねね、成瀬さん
治の好きなタイプとか…知りたくない？｣






『し、知りたい…！！』






｢まず髪型は確かロングかショートかだと、ショート派で…｣









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私は自分の髪を見た

今まで短くしたことはなく、ずっと肩下くらいの長さで切りそろえている




ショートって、どれくらいから言うんだろう…









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『どれくらいの長さがいいのかな…？』






｢んー…｣









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こんくらいじゃない？

と、角名くんは私の髪を実際に触って教えてくれた









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｢えんがちょ！！！｣






｢うおっ…治帰ってたのかよ
てか、なんだよ。えんがちょって｣






｢お前が触るからやろ！！
成瀬さんも警戒心がなさすぎやねん！！｣






『え、あ、すみません…？』





｢こいつめんどくさ…｣




｢あぁん？｣









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その後、なぜか治くんは角名くんへの当たりが強かった





＿＿＿＿＿＿＿＿18食目完食。

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