かわいいって言うな！【夜久衛輔】

笑って誤魔化せ ページ12

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『ねぇ、見て見てやっくん！！
このキャラめっちゃ可愛い！！』









夜久｢そうか？｣









『あっ、やっくんのが可愛いからね！
そんな嫉妬しないで！』









夜久｢いや、してねぇよ｣









黒尾｢付き合ったとこで、こいつらなんも変わんねぇな｣









宮下｢ほんっと面白いぐらい変わんない
てか、あんたら放課後出かけるって言ってなかったけ？｣









『あ！そうだった！！
5時から販売の50個限定ケーキが…！！』









夜久｢まずいな、早く行かねぇと間に合わねぇ…！｣









『急ぐよ！！やっくん！！
んじゃね、宮下！黒尾！』









夜久｢また明日な！！｣









宮下｢じゃーねー｣









黒尾｢おー｣









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やっくん甘党じゃねぇのにちゃんと付き合ってやってんのか


流石って感じだな




それにしても、やっとあいつら付き合ったのか



変わったとこはねぇけど









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宮下｢ねぇ黒尾｣









黒尾｢んー？｣









宮下｢あんたはあれで良かったの？｣









黒尾｢は…？
いいに決まってんジャーン
見てるこっちがむずがゆいぐらいだったし｣









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真剣な顔で聞いてきた宮下に


俺は笑って返した









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宮下｢嘘
あんた、Aのこと好きだったんじゃないの？｣









黒尾｢……｣









宮下｢ねぇ、ほんとによかったの？｣









黒尾｢…んぐっW
ﾌﾞﾋｬｯﾋｬｯﾋｬWWW｣









宮下｢え、ちょ、なにそのきもい笑い方｣









黒尾｢失敬な
俺が八木のこと好きって？ないない

それにあいつらどう見てもお似合いだろ｣









宮下｢確かにそうね
んじゃ、私も帰るわじゃーねー｣









黒尾｢おーじゃあな｣









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＿＿＿＿｢あんたAのこと好きだったんじゃないの？｣






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俺、そんな分かりやすかったっけ？









＿＿＿＿｢ほんとによかったの？｣







でもまぁ





後悔はしてねぇわ






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