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涼「そんな驚く？」
貴「そりゃあ…驚くよ…」
涼「あれだけモテといて男慣れしてない挙句 鈍感ってなに？」
呆れたように山田くんがため息。
…仕方ないじゃない！
貴「モテないもん…」
涼「はあ？クラスの男子の何割がAさん好きか知ってる？」
貴「知るわけないよ！」
涼「８割だよ？信じらんねえ」
貴「山田くんだってモテるくせに…」
涼「俺は自覚してるからいいんですー」
なんで急にこんなイヤミみたいな言い方するの！
意味わかんない。
貴「山田くん私のこと好きなの…？」
涼「…悪い？」
貴「なんで…？」
涼「え、なに俺 本人の目の前で好きなとこ暴露すんの？」
貴「やめてよ恥ずかしい…」
涼「言わそうとした本人が何言ってんだ！」
むう！って顔して睨まれた！そんな顔しててもかわいい！
じゃなくて。
貴「だって山田くん私のこと好きになるほど関わりないじゃん、」
涼「…覚えてねえの？」
貴「…なにを？」
涼「覚えてねえならいいや、お前にとっては日常なわけだ、はあ？さらに好み」
貴「…」
なんかブツブツ言ってる。こわい。
なんで私なんだろう、山田くんは学年で１番くらいに人気者で、みんなかっこいいって言ってる。
確かにかっこいいと思う。ちょっと背は低いけど。
涼「俺もAさんも告白避けにもできる」
貴「…あ、それは助かるかも」
涼「告白されるの迷惑なんだ？(笑)」
貴「断る度に私の良心が痛むの！」
涼「じゃあ断らなきゃいいじゃん」
貴「好きでもない人と付き合いたくないもん」
涼「じゃあ俺と付き合うか」
貴「なんでそうなるのー」
隣のテーブルに座ってる他校の高校生がチラチラこっち見てる。
そりゃあ変な会話だよね、押し問答する場所を間違えた！
貴「私そもそも人を好きになれるのかな」
涼「だからさあ、」
山田くんが呆れたみたいに はあ、ってでっかいため息をついたと思ったら、自信たっぷりにニヤリと笑った。かっこいい。
涼「俺のこと好きにさせてやるっつってんの」
貴「…」
涼「…なんか言えよ俺恥ずかしいじゃねえか」
貴「…好きにさせてみろ！」
涼「お、受けてくれた」
貴「あくまで！男避けだからね！」
涼「はいはい、」
今まで色んな人に告白されたけど、こんな宣言されるの初めてで
こんな人を好きになれたら幸せだろうなあ、って思ってしまった。
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みはる(プロフ) - 私は今日誕生日です。 (2019年4月12日 18時) (
レス) id: f9d8424a7b (このIDを非表示/違反報告)
未央 - すごく面白いです！続き気になります！更新待ってます！ (2018年8月16日 18時) (レス) id: 71bdc0414f (このIDを非表示/違反報告)
里奈(プロフ) - すごい読んでて面白くてもっと続きが読みたいって思ってます！更新お願いしたいです！！ (2018年6月28日 20時) (レス) id: c7d28386d2 (このIDを非表示/違反報告)
よん 。 - 続編希望です！凄い面白かったです (2018年5月17日 12時) (レス) id: 67b3c6d329 (このIDを非表示/違反報告)
みるくちやん .。(プロフ) - めちゃんこキュンキュンしてます (*´`)更新待ってるので大変だと思いますが頑張ってください！ (2018年5月14日 15時) (レス) id: 0587ad5984 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽむ
| 作成日時：2018年5月9日 0時
