人間恐怖症の私はなぜか有名な歌い手グループのメンバーです【stxxx】

恐怖度96% ページ7

@eee__あれ、さとみくん寝ちゃった?w
@iii__さとみくんの声が聞こえなくなった?

『ちょっと酔っぱらい組が...え?さとみ?寝とるやん』
な「正常なのは俺たちだけみたいだね」

....私はここで思ってしまった。
あんたは飲めないだけだろ、と言うことを。

莉「まひるちゃん飲んでなくない?」
こ「飲めー!」

『嫌です、無理ですからそれ以上こっちに来ないでください!』
な「こら、まひるちゃんいやがってるでしょ?」
こ「ちぇー」
『今度オンライン飲み会みたいなので良かったら付き合いますから...』

まだ、面と向かって話すとかは無理だけど。
今は、スイッチでも入ってるかの様に一定の距離を保っていると恐怖はあまり襲ってこない。
一日で慣れるとは思っていなかったけれど、普段から見るとだいぶ頑張ってると思う。

@www__まひるちゃん飲めるの?
@bbb__そう言えば今日ちょっと元気ないね
@aaa__もしかして体調悪い?

やば、みんな勘良すぎない?

『私?うん、飲める飲める。弱い方ではあるけどななもりさんよりは飲める。体調?私健康優良児だからそんなことないよ』
な「でもまひるちゃん、ちゃんと日光には当たろ?太陽の光に当たるとね体からカルシウムがｳﾝﾀﾗｶﾝﾀﾗ...」
『いや、外でないですから私。別に出なくてもある程度は生きていけますし』

ななもりさんが語りだしてしまった。
てか、私帰ってもよくない?

ジ「まひるちゃんビーフジャーキ食べるか?」

いきなりどうしたの?
いや、食べないけどさ?

『私それ好きじゃ無いです。てか、だんだんと距離おかしくなってないですか?』

半径1メートルくらいならわりと大丈夫なんだけど...
こうして人を前にして分かったのは、私は軽度の人間恐怖症だったらしい。
今まで避けてきたから分からなかったけど。

さ「まひる〜抱かせて。」
『お前は酔っぱらい過ぎだよ。どんだけ飲んだのさ』
な「さとみくん、それはダメだよ...」

いきなり何を口走ってるのさこの人は...
怖い、別の意味でも怖い。

な「さ、そろそろ終わりにしようか」

「おつぷりっ!」

こ「みんな泊まってく?」
な「俺まだ家で作業あるから帰る」
ジ「俺も編集残っとるから帰るわ」
莉「俺は泊まってく」
る「僕も泊まっていきますね」


こ「さとみくんは...って寝てたね」


『私先に失礼しますね。お疲れ様でした』


家に帰ってからすぐに布団に入り込んだ。まだまだ、恐怖心は拭いきれないけれど
私は、また小学生の頃のように笑えるようになるといいなあ...

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