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- すばるside -
朝やからか声も出ぇへんし、アカペラにも飽きてきたし、
アコギを出して、弾き語りに変更。
寝っころがったまま振り返った亮が、一定距離を保ってじーっと俺を見てくる。
なんやなんや。
そない見られとったらドキドキして歌われへんわ。
「一緒に弾くか？」
そう声を掛けると、もじもじしながらハイハイでゆっくり近付いてきた。
お気に入りのアコギを取ると、俺の隣に静かに座る。
俺と亮でギター弾くなんて久しぶりやなぁ。
「亮は何弾きたい？」
なんて聞いたものの、よう考えたら俺と亮じゃレパートリーがちょっと違うわ。
亮が考えとる間に、部屋におる章大にリビングから話し掛ける。
「章大ー！楽譜どこー？」
「こっちにあんでー！使うん？」
「使うー！とりあえず全部借りられるー？」
「ええでー！持ってくわー！」
少し待つと、章大にしては重たそうな足音が聞こえてきて、
リビングに入るなり、荒い息を吐きながら抱えてきたものを床に置く。
そこに積み重なったのは、ノートの束と紙の山とノートパソコン。
「………………こんなにあるん？」
「全部って兄ちゃんが言うたやんか。」
「それはそやけど……」
こないあるとは思わへんやんか、普通さ。
リビングにやって誰のか分からんようなった楽譜が積まれとるんやで。
この家の兄弟、音楽に侵食されすぎやろ。
「でも亮はそれ全部覚えてんねやで！」
「ほわー、さすがやなぁ……」
ほんまにどんな頭しとんねん。
その記憶力、学生時代の俺にちょっと分けたってほしいわ。
「亮。兄ちゃんコード覚えてへんから、亮が弾きたい曲の楽譜ちょうだい。」
俺の好きな曲もあったけど、今日は亮の選曲に任せよう。
ガサガサと探してくれるのを隣で見守る。
「…………ん！……」
「え？これでええの？」
いろいろと漁ったあと、最終的に亮が渡してきたのは俺の好きな曲やった。
すごいやろ！
やっぱ俺たち、気が合うなぁ。
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すぶた(プロフ) - 周彩さん» 分かりました！ (2017年3月9日 23時) (
レス) id: 547aa7ed6d (このIDを非表示/違反報告)
周彩(プロフ) - 返信遅くなりすいません。大丈夫です！むしろ、その話が読みたかったんで、ありがたいです！ (2017年3月8日 21時) (レス) id: 2942b60e1c (このIDを非表示/違反報告)
すぶた(プロフ) - 周彩さん» (連投すみません)学校での話、ぜひ書かせていただきます！そこでなのですが、先生やクラスメイトの名前は出さずに亮ちゃんメインで書くということでも大丈夫でしょうか？(名前は出しませんがおそらく登場はします) (2017年3月6日 2時) (レス) id: 547aa7ed6d (このIDを非表示/違反報告)
すぶた(プロフ) - 周彩さん» はじめまして、すぶたです。ありがとうございます！そう言っていただけるとホッとします。私も勉強しなきゃとは思いつつ、続きが書きたくてウズウズしてます…笑お互い最後まで頑張りましょ！笑 (2017年3月6日 1時) (レス) id: 547aa7ed6d (このIDを非表示/違反報告)
周彩(プロフ) - こんばんは。はじめまして、周彩です。うちの自閉っ子いいお話ですよね。亮ちゃんが学校で頑張ってる姿見てみたいです。書いていただけると嬉しいです。あと、余談ですが、私はテスト真っ只中です。が、読んじゃってます。テストヤバイかも･･･笑笑 (2017年3月5日 22時) (レス) id: b2ed28df3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すぶた | 作成日時：2016年12月18日 16時
