ここでも ページ33
次の日男子の応援のために会場入りした。
愛「うへー女子と違って準決でもギャラリー多いな」
華「こん中の何十人か、下手したら何百人は横山先輩目当てやからな」
「…ほんまに人気なんやね」
『試合になったら横断幕とか出てくるで』
愛「ふぁー！すごいな」
当の本人は何の気なしやけど。
「カニーマナー、飲みもん買ってくる」
華「一緒に行こうか？」
「ううん、大丈夫」
ちょっと気にして歩いてみると
確かに昨日よりも人が多い。
ついでに聞き耳もたてると
横山先輩の名前がちらほら聞こえてくる。
『ちょっと君！瑛翔高の15番の子だよね！？
えっと、鈴原Aさん！』
「えっあ、はい」
『月刊バスケの者です！昨日の試合、
ラスト5分からの爆発とても素晴らしかったです！！
小さい体で攻めに攻めて17得点、
一時は逆転もして、観客大歓声でしたよ！！！』
「ありがとうございます…でも結果は負けです」
『…鈴原さんは1年生でこの舞台に立ちました。
改めてインターハイの感想を聞かせてください』
華菜笑と愛花と来たら良かった……
さっきの取材…だよね？うわぁ……///
.
体育館を出てすぐの所にある自販機。
2日間自分たちで持って来たスポーツドリンク
だけ飲んでたから初めてのご対面。
ご当地ジュースとかあんねや。
……昨日男子応援来てくれてたんや。
知らんかったな。
チャリっ
「あ！ちょっと！！！」
私が自販機の前にいるのに後ろから
小銭を入れるなんて失礼な人！！！
って思って後ろを振り向いた、
「どうせ苺ミルクやろ」
「なんで、ここにおるんですか…」
どうして私と苺ミルクと、横山先輩はセットなんやろか。
はい、といつもと変わらない様子で苺ミルクをくれた。
「ありがとうございます…」
横「どういたしまして」
昨日みたいにまた私の髪をクシャっとした。
横「中戻るで」
付かず離れずの距離で横山先輩の後ろをついて歩いた。
「ただいま」
華「おかえり」
愛「…………それ自分で買った？」
私の持ってる苺ミルクを指して愛花が聞いてきた。
「あ、横山先輩に」
愛「あの人余裕かよ」
「え？」
愛「なんでもなーい」
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白雪王子(プロフ) - ささん» こんばんは！リクエストありがとうございます！10年後の…とっても楽しそう(*´ｪ`*)考えてみます！！お話できた時はぜひお願いします！！ (2019年6月12日 2時) (
レス) id: 6b695120d5 (このIDを非表示/違反報告)
さ - 10年後の物語り書いて欲しい！！！ (2019年6月12日 0時) (レス) id: da80ac47d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白雪王子 | 作成日時：2019年5月17日 20時
