横山先輩？？

大部屋 ページ26

大部屋に戻る時に私は自分で歩けるって言うてるのに
横山先輩が全く聞く耳を持ってくれず
無理矢理、抱っこで運ばれたおかげで、


『ちょっとどういうこと！！！』

華「まーまー、この子病み上がりなんで(汗)」

愛「すぐ傍におったから余計に
心配してくれただけですって(汗)」

華菜笑と愛花に守られながら
女バスミーハー軍団に
質問責めくらってます(泣)


美「あんたらいい加減にせぇよ。
そんなに気になるんやったら、
病み上がりのAにやなくて
横山に聞いたらええやろ」


美奈子先輩の一喝でミーハー軍団が
サーっと引いていった。


『私もサッカー観に行けば良かった〜』

『私も横山先輩に心配されたい〜』


愛「さすが美奈子先輩、助かった〜」

「だから自分で歩くって言うたのに(泣)」

華「でもさ…実際どうなん？」

「え？」

華「横山先輩 Aのこと下の名前で呼んでるし、
わざわざフルーツ買って来てくれてたり、
普通ではないと思うねんけど……」

愛花も気になるって顔で見てくるけど…

「いや、本当に何もないねん。
なんであんなに心配して優しくして
くれるのか、全然わからんねん…」

愛「きっかけもわからんの？」

きっかけ……

「苺ミルク？」

マナカナ「苺ミルク？？」

鈍感→←表情(横山先輩)

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