心配おかけしました ページ24
華菜笑と愛花に説教され、
監督にも説教され、でも、
最後には何もなくて良かったって
笑って許してくれた。
夕食の時間、食欲がなくて
また1人で布団に横になってた。
夜眠れなそう。明日練習大丈夫かな……
ガチャ
愛花と華菜笑が来てくれたんかな。
横「寝とる？」
「横山先輩、」
横「良かった、起きてて」
「どうしたんですか」
横「ここで飯食おうと思って。
あと、ほらこれ」
横山先輩に渡されたのは
フルーツの盛り合わせと
苺の小さいパック。
横「果物とかやったら食べれるんやないかなって」
「ありがとう、ございます」
たしかに目の前のフルーツは
美味しそうで、食べたいと思う。
「いただきます」
この人の優しさはなんなんやろ。
よくわからない苺ミルクから始まった
横山先輩との不思議な微妙な距離感。
私が知らないだけ見てないだけで
みんなにも優しいのかも。
だから人気があるんや。うん、そうや。
マネの子たちにもきっと優しいんだ。
同じクラスの人たちにも。
実は彼女さんだっているかも。
なぜか胸の真ん中が何回かチクってした。
その度に甘いフルーツの味で痛みを誤魔化した。
横「パイナップル嫌いなん？」
「えあ、」
横「なんちゅー声出しとんねん(笑)
パイナップルちょうだい」
「フルーツ盛り合わせって
なんでパイナップルが1番多く
入ってるんですかね」
横「人気なんやろ」
パイナップルだらけのカップを
横山先輩に渡すと、
口の端でふっと笑って
パイナップルを食べ始めた。
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白雪王子(プロフ) - ささん» こんばんは！リクエストありがとうございます！10年後の…とっても楽しそう(*´ｪ`*)考えてみます！！お話できた時はぜひお願いします！！ (2019年6月12日 2時) (
レス) id: 6b695120d5 (このIDを非表示/違反報告)
さ - 10年後の物語り書いて欲しい！！！ (2019年6月12日 0時) (レス) id: da80ac47d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白雪王子 | 作成日時：2019年5月17日 20時
