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- 隆平side -
僕より背の高い6年生の目線はもちろん高くて上から睨まれると怖くて仕方が無い。
それでもなんとか目をそらさずに耐えてると、外の様子を見にきた先生が近くを通りかかった。
「あっやべっ、先生や！」
「おい逃げるぞ！」
「おう！んじゃお前らまた遊ぼなー。」
先生のおかげでようやく走っていった3人。
助かった。
守り切れたんや。
急に緊張が解けたら膝がガクガクしてきて思わず座り込んでもうた。
肘の痛みなんてすっかり忘れとって、やっと顔を上げてくれた亮ちゃんに話し掛ける。
「ほら見てみ。もう6年生いてないで？」
「…………ん……」
ゆっくり立ち上がった亮ちゃんがそっと僕の肘を指差す。
本人の正確な意図は分からんけど、僕的にはそれが初めて亮ちゃんに心配された瞬間やった。
「あぁこんなん全然痛ないから！何ともないで！」
「………………」
「じゃあ亮ちゃん帰ろか。」
そう言うと僕のTシャツの裾をぎゅっと握った亮ちゃん。
そのまま信じられんくらいピタッとくっついてくる。
「僕も亮ちゃんも洋服汚れてもうたな。」
「………………」
「あーあ、また兄ちゃんに怒られてまうなぁー。」
亮ちゃんの眉毛はまだタレ目と同じくらいの角度で下がっとったから、
僕はなるべく明るく言いながら家の方に歩き始めた。
パニックにならんでほんま良かった。
結局亮ちゃんは家に着くまでずっと僕にくっついたままやった。
正直ちょっと歩きづらかったけど、
そんときは亮ちゃんを守れた達成感がとにかく強すぎて、それもむしろ嬉しく感じてもうた。
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すぶた(プロフ) - まなかさん» 良かったです！まだ終盤がふわふわしたままなので頑張って書きます……！ (2017年10月16日 8時) (
レス) id: 547aa7ed6d (このIDを非表示/違反報告)
まなか(プロフ) - すぶたさん» 早速読ませて頂きました。いやもうすでに最高でした、、何度も読み返してます、これからほんとに楽しみです！ (2017年10月15日 20時) (レス) id: 3bd327057c (このIDを非表示/違反報告)
すぶた(プロフ) - まなかさん» いえいえ！本当はもっと早く出したかったのですがいろいろ迷走しまして……(^^;上手く書けていないかもしれませんがよろしくお願いします！ (2017年10月15日 20時) (レス) id: 547aa7ed6d (このIDを非表示/違反報告)
まなか(プロフ) - すぶたさん» ありがとうございます！！！！楽しみすぎて待ちきれないです、笑 わざわざ要望に応えてくださり本当にありがとうございます＞＜ (2017年10月15日 14時) (レス) id: 3bd327057c (このIDを非表示/違反報告)
すぶた(プロフ) - まなかさん» お待たせいたしました……！今日中に公開する予定です……！ (2017年10月15日 14時) (レス) id: 547aa7ed6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すぶた | 作成日時：2017年3月21日 18時
