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sideA
安くんが出ていってから
どれくらい経ったのか
この真っ白な空間は時間の感覚までもを
鈍らせてしまうみたい。
それでもこの体に繋がってる沢山の
チューブから入れられる薬のおかげか
身体は随分と楽になった。
暫くすると看護師さんが来てくれて
うざったいチューブを最低限まで減らしてくれた。
そのおかげでだいぶ動きやすくなった気がする。
あんなに何もしたくなかったのに
薬ってのは本当に凄い。
点滴を変えに来てくれた看護師さんに
「飲み物買いに行ってもいいですか？」
そう聞けば、
まだベッドから出たらダメだって。
そりゃそうか。
一時は生死をさまよった人間が
いくら薬を入れられたからって
急に動けるわけないか。
そんなことをボーッと考えてると
周りが急に騒がしくなった。
その音に耳を傾ければ
全身から血の気が引くのがわかった。
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R.(プロフ) - なつ様＊嬉しいお言葉ありがとうございます^ ^相変わらずのノロノロ更新ですがなつ様のコメントを励みに更新頑張りますのでまたお暇な時にでも覗いていただければ幸いです♪ (2018年1月7日 22時) (
レス) id: 34a3cd1e0f (このIDを非表示/違反報告)
なつ - この作品めっちゃ好きです！ 続き、楽しみにしてます！(^^♪ (2018年1月6日 0時) (レス) id: 9ca8ee8417 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：R. | 作成日時：2017年12月29日 1時
