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さっき以上に静かになった楽屋に響く
どっくんのすすり泣く声。
俺はそんなどっくんの横に座って
何を言うでもなく優しく背中をさする。
しばらく経って落ち着いたのか
錦「ごめんなさい」
そう呟いたどっくん。
「ええよ、少し落ち着いた？」
そう聞けばｺｸﾝと頷いた。
「なぁ、どっくん？話聞かせてくれるか？
どっくんが嫌じゃなければ
すばるとヒナも一緒にええか？」
錦「うん...」
それから人がいない方がええやろという
すばるの言葉でヒナの家にお邪魔した。
ヒナは終始"なんで俺の家やねん！！！"
って文句言ってたけどそこはスルー。
今大事なのはどっくんやから(笑)
ヒナの家についてもずっとソワソワしてる
どっくんを早く解放してあげたくて
3人で話を聞き出せばゆっくりと
ポツリポツリ話してくれたどっくん。
正直人の恋愛に口出すつもりは無い。
でもここまで追い詰められてるとなると
話は別ちゃうか？？
どっくんの話を聞けば
どっくん以上にその女の子が
抱えてるものが大きそうで
それをどうにもできないどっくんの
もどかしさも悔しさも
当事者じゃない俺でもなんとなく分かる。
だからといってどうしてやるのがいいのか
3人揃ったって答えは出なくて
ただ話を聞いてやることしかできない。
でもそんな俺らにどっくんは
錦「こんな話ごめんな...
聞いてもらったらなんかスッキリした^ ^」
そう言って笑って見せた。
渋「笑わんでええ」
錦「え？」
渋「俺らの前で無理して笑うな」
そう言ってどっくんの頭を撫でるすばる。
村「亮はいつも一人で抱え込むからなぁ〜
俺らの可愛い可愛い弟なんやから
もっと頼ったらええねん！
こんな頼りがいある兄ちゃんおらんでな、ほんま！」
そう言ってガハハと笑うヒナ。
ぶっきらぼうやけど全部を包み込む
そんな力を持つすばるの優しさと
いつでも明るくその全てを
受け入れるヒナの優しさは
確実にどっくんに伝わって
ポロポロと涙を流すどっくん。
俺はそんなどっくんをただただ傍で抱きしめてた。
俺が、兄ちゃんたちが守ったるから...
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R.(プロフ) - なつ様＊嬉しいお言葉ありがとうございます^ ^相変わらずのノロノロ更新ですがなつ様のコメントを励みに更新頑張りますのでまたお暇な時にでも覗いていただければ幸いです♪ (2018年1月7日 22時) (
レス) id: 34a3cd1e0f (このIDを非表示/違反報告)
なつ - この作品めっちゃ好きです！ 続き、楽しみにしてます！(^^♪ (2018年1月6日 0時) (レス) id: 9ca8ee8417 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：R. | 作成日時：2017年12月29日 1時
