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安「こんなことちゃうやんって言うてんの！
それで寝れへんくなったんやろ！？
大したことちゃうくないやん！」
「そうやけど...」
安「そうやって強がるのは
亮のいい所でもあり悪いところやで。」
「でも章ちゃんに迷....「迷惑ちゃうから」」
安「この前も言うたやろ？迷惑ちゃう。
亮が頼ってくれるの嬉しいねん。
1人で抱えて暗い顔されるほうが
よっぽど迷惑やわ！」
「章ちゃん...ごめん...ありがとう」
今はそれしか言えなくて。
昨日のことで動揺する俺の心を優しく包み込むのは
やっぱり今日も章ちゃんで。
もう何回目だろう...
つい最近もこんなことあったよな...
安「強い言い方なってもうてごめんなぁ...」
なんて頭ポンポンされるから
俺の意思なんて関係なく目から溢れる水分。
そんな俺を見て
安「最近の亮は泣き虫やなぁ(笑)」
なんて笑うから
「....ｸﾞｽｯ....泣き虫ちゃうしっ！...ｸﾞｽｯ...」
ってまた強がってしまうのは許して欲しい。
安「はいはい(笑)目ぇ赤なるからもう泣きやみ？
かっこいい顔が台無しやで？(笑)」
ティッシュを手渡しながら
そう言う章ちゃんを見て
やっぱり何歳も年上のような気がした。
「章ちゃんありがとう...(小声)」
安「ん？なんか言った？」
「ううん！何もない！
今日のお弁当何かなーって(笑)」
改めて言うのはやっぱり恥ずかしいから、
今はこれで許して。
安「なんやろなー！亮は唐揚げがいいやろ？(笑)」
「やきそばでもええで(笑)」
安「俺イチゴ食べたいー！」
「それご飯ちゃうやん！(笑)」
安・錦「ふふっ(笑)」
どんな事があってもすぐにこうして"日常"に戻れる
こんな関係が心地いい。
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作者名：R. | 作成日時：2017年3月21日 16時
