WEST短編集

初恋＊黄 ページ1

もー7年前か…


最近よくテレビで笑ってるあなたを見て
あの時の決断はよかったって
後悔せんでいーって自分に言い聞かせてた



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昼間から"奥さん"とかゆってさ
そんなキャラちゃうかったやん
私の前では…



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「お前また来てたんか」

「えーやん、隣やねんから！」



「俺デビュー出来るんかな…」

「淳太がそんな弱気でどないすんよ！」



「就職したほがえーかなー…」

「だから！メンバー皆頑張ってんのに
1番歳上が何ゆってんって！」



「お前が傍で支えてくれてたら
俺強なれる気する」

「私はいつでも傍おるし支えるし
どんな時でも味方よ！」


「そろそろ幼なじみじゃなくて
彼女なってくれへん？」

「っ！私でいーん？」


「お前がいー。」




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いつからやったかな
私の存在価値なくなってきたって思いだしたん



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「デビュー決まった…
どーしよ、めっちゃ嬉しい…」


「おめでとー淳太！！」


「ありがとー、あこがおってくれたから
挫けんとここまでこれたわ」


「これから大変なるけど
絶対！絶対！！ジャニーズWESTでかなるよ！」


「ん、ありがとーな」



2人で抱き合って喜んだっけ。
自分の事のよーに嬉しかったなー。



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「ごめんあこ…別れよ」


「…………嫌や」


「…わがままゆわんでや」


「傍におってくれゆったん淳太やん！！」


「………ごめん
俺じゃお前の事幸せに出来へん…」


「……っわかった、でも1個だけ条件ある」


「おん、何？」


「めっちゃ有名ならな許さへんからな！」


「当たり前や、任せとけ」


「…っありがとー、淳太…」


「幸せなってくれよ」


「私は初恋の淳太と幸せなりたかった」






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「ママ？」


「あっ！ごめん、どしたん？」


「大丈夫？ボーッとしてたで？しんどい？」


「ううん、大丈夫やで！
パパ帰って来るからご飯用意しよか！」






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淳太、私は今幸せです。

あなたも幸せですか？


やっと胸を張って幸せとゆえる時がきました。

懐かしい淡い切ない思い出は
一生消えへんけど
初恋が淳太でよかった

恋煩い＊橙→

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