検索窓
今日:15 hit、昨日:0 hit、合計:18,599 hit

14話 ページ16

何時も通りの朝、
 

何時も通りの街、
 

何時も通りの職場、
 


…じゃない!?
 


敦くんの異能力の一件が解決し、探偵社の扉を開けた。
 

其処には何故か悪人の様な顔の谷崎さん、縛られてるナオミさん。その横に爆弾の様な物。
 
天宮「え…何これ」
 

中島「歩斗くん、早くしゃがんで…!」
 
既に出勤していた太宰さん、国木田さん、敦くん。

国木田さんは机に乗って四つん這い状態。
 

太宰「遅かったじゃないか、歩斗くん」
 

天宮「すみません…乱歩さんめ〜((ボソッ」
 
僕は立派に遅刻。
ほお、だから朝の街の風景が何時もより眩しいと思ったのか←
 
理由あって一緒に住んでいる乱歩さんに裏切られて遅刻…この前も無視されたな〜
 

天宮「僕は何時も起こすのに〜」
 
と云うよりも目の前の状況を整理しなければ…
 
天宮「…何があったんですか?」
 

近くに居た太宰さんに小声で問う。
 
太宰「敦くんの入社試験だ」
 

天宮「ほお〜なるほど。また大掛かりですね」
 
僕にとっても入社試験と云う言葉は新鮮な響き。
何せ入社したの2週間前だから。
 
天宮「国木田さんは何故あんな格好に…」
 

太宰「爆弾魔に命令されて、ね?」


天宮「へー可哀想に」
 
谷崎さんにしたら凄い度胸だ、よくやったな。

谷崎「早く社長を出せ!」
 

天宮「どうします、太宰さん」
 

太宰「うーん…ここは矢張り顔の割れていない敦くんが適役かと…」
 

中島「嫌ですよ!」
 

天宮「大丈夫、敦くん!
僕等もちゃんと援護するから!」
 

中島「え〜」
 

太宰「歩斗くんの言う通りだ。
この手の荒事は探偵社にとっては朝飯前だよ敦くん?」
 

天宮「はい!小道具」
 

太宰「君なら相手を圧倒させる駄目人間の演技でもしたらどうだろう」
 

中島「うぅ…ぜ、絶対助けてくださいよ!」
 

太宰「勿論だよ」
 

中島「や、や、やややめなさーい!!」

そして、始まった中島敦の駄目人間演技。

 
 

15話→←13話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (22 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
50人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:星夢 | 作成日時:2017年1月7日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。