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神山 side
慌てて楽屋に戻ってきた流星によると、Aを待っている時にA専属マネがきて、向こうでチーフマネージャーが呼んでると言われた
でも実際チーフのところに行ってみると、呼んでいなかった
おかしいと思いながらもトイレの出入口に戻るがAはまだいなかった
さすがに時間がかかり過ぎていると思ったので、ちょうど出てきた女性スタッフに中にまだ人がいるか訪ねてみたが、中には誰もいなかった
これはもうA専属マネが黒やろ
今は手分けしてAを探して回ってる
頼むから無事でいてくれ
神山「なぁ、しげ
Aのマネが犯人やと思うけど、あの2人ってどうなん？仲良かったん？」
重岡「この辺りはおらんな、次は向こう行こか
あの2人な、むっちゃ仲良さそうやったで
楽しげに話してたわ
うああああああ！！
なんで俺も着いて行かんかったんやろ！
なんでこんな、くそっ！！！」
神山「しげ、ここで焦ってもAは見つからんで
冷静に全体見渡した方が早く見つかるはずやから
局からは出てないはずやから、ヒント見落とさないように急いで探すで！」
重岡「…………神ちゃんなんでそんな落ち着いていられるん！？Aが危険な目にあってるのに！」
神山「しげが焦ってるから落ち着いてるように見えるだけやで
ホンマは犯人に怒りしかないし、Aが心配
やからこそ、早く見つけだしたいねん
そこはしげと一緒、早く見つけださな」
重岡「せやな、ありがとう神ちゃん
ちょっと落ち着いた
焦ってなにか見落としたらアカンもんな
あっ！さっきなにわ男子の楽屋あったわ
見かけてないか連絡してみるわ」
しげは携帯を取りだし電話をし始めた
多分相手は丈やな
重岡「そこにメンバーみんなおるんやったらみんなに聞いて欲しい
うん、うん、
……えっ長尾くんみたん！？
207の会議室やな
うん、ありがとう
詳しいことは後で説明するわ
ありがとなー！」
会議室の番号を聞いてから俺ら2人は走り出した
7人のグループメールのほうに会議室の番号を共有
これだけでみんなわかるやろ
そんなに遠くない距離やな
A、すぐ行くからな
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作者名：りぃね | 作成日時：2021年12月3日 0時
