・ ページ43
「うわーやっぱここやったか！
ハンドクリーム目当てだったけどピアスもかわええな
せっかくやからどっちも買っちゃおうかな」
藤井「それ買うん？
見せて」
「ネット見てたらこのハンドクリームの広告出てきて気になっててん
パッケージめちゃめちゃ可愛ない！？」
藤井「Aってハンドクリームいっぱいもってるイメージあるわ
使いきれてるん？」
「痛いとこつくねー笑
実は全然使いきれてへんのよ
一生分のハンドクリーム家にあるわ」
藤井「なのに新しいの欲しくなるんや
まぁ気持ち分かるわ笑
んじゃこれ買ってくるわ」
「えっえっえっ
いやいや、自分で出すよ」
藤井「ええからええから
ここで待っとって」
「チケット代、飲み物に続いて買い物分も出してもらっちゃって、申し訳ない……」
藤井「んーそしたら今度お弁当作ってきてや
照史だけずるいと思ってたんよ」
「そんなんでええの？」
藤井「それがええの！
自分のお弁当の価値わかっとる？
みんなAが作ったお弁当欲しがってんで？」
「えっそうなの？
みんないいもの食べてるから、私が作るお弁当なんてなんも気にしてないと思ってた」
藤井「これから'なんて'て言うの禁止な
自分のことそんな下げんといて」
「う〜〜〜〜〜ん
がんばります…」
藤井「はいこれ、さっき買ったやつ
あっ俺のやつも一緒に入ってるわ
ピアス気に入ったから同じの買ってん
一緒に付けててええ？」
「もちのろん！
今日付けちゃう？おそろっちにしちゃう！？」
藤井「ええな、付けよか」
この後一緒にご飯食べに行ったんやけど、そこでもお支払いは流星がしてくれました
お返しお弁当じゃ足りひん……
なんか一緒に贈り物したいな
「今日ホンマにありがとね
帰りも家まで送って貰っちゃって助かりました」
藤井「ギリギリまで一緒に居たかったし、送るの当たり前やん」
「流星が言うとなんでもカッコよく決まるんよなぁ」
藤井「じゃあまた仕事で」
「気をつけて帰ってなー
ありがとー！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 170人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：りぃね | 作成日時：2021年10月11日 0時
