私には大切な人は居ないけど1番になりたいよん。【H×H】 (ページ10)

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160.フタリニ×デアエテ×ヨカッタページ10

❁⃘*.ﾟ

追いつくといきなりゴンに謝れられた。
キルアのスペルが当分解けなくなるから、という事だった。

『大丈夫だよ、私達ならすぐ解けるだろうし』

「だな。何も心配する事ねぇよ」

「ありがとう。キルアと、Aと一緒に来られて…ううん。2人と会えて俺本当に良かったよ！」

「や、やめろよバカ！恥ずいだろ」

ゴン…！！なんて素直で可愛いの！？
感動してゴンに抱きついた。

『私の方こそだよ…！！2人とも大好き！』

「ちょ、A近いよ…！」

ゴンの顔が珍しく赤い。照れてるのか？
なんて可愛い子なんだ。

『2人に会えてなかったらきっと私はこうして笑えてなかったと思うから』

私が1番、君たちに感謝しないといけないんだよ。

「……お前ら、いつまで抱きついてんだよ」

『うわっ』

キルアに襟を引っ張られる。
そのままゴンから体は離れたが、すぐさまゴンに手を握られた。

「俺、ずっとAと手を繋いでたいな。」

まさかの上目遣いからの手繋ぎ。
悶え死にさせる気か？

すると、逆の手をキルアに握られた。

「お前危なっかしくて仕方ねぇから繋いでおく」

『キルアってほんとツンデレだよね？…あ、ごめん褒めてます褒めてます』

キルアの目付きが鋭くなったため謝っておいた。