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159.ハジメテ×ノ×カード ページ9

❁⃘*.゚




「あれは多分ゲームの中で使える魔法だろうな」



「魔法?なんの?」



「そのうち分かるだろ」



『見て2人とも、アントキバ月例大会だって。商品が貰えるみたいだよ』




私達はまず情報を集めるため近くの街を探索していた。




「ジャンケン大会かあ」




ゴンはやっぱりそれが気になるのか。
とか思っていると、いきなり3人同時にお腹が鳴った。




その後3人で大食いに挑み、2人は難なくクリアしたのに対し私はギリギリでクリアした。
商品はカードだ。




『初のカードがこれか』



ガルガイダー、魚が描かれており食料のカードみたいだ。そのカードを見てなんの役に立つんだ…とか思っていると、外で大きな爆発音が聞こえ私達はその場へ向かった。




その場に着くと、そこには真っ黒になった男が倒れていた。…既に亡くなっているようだ。




これはカードの効力なのか、キルアにかけられた物も同じようなものであれば…と2人はピリつく。
すると近くにいた男性が私たちに声をかけてきた。




「そんなカードはないから安心しろ。お前たちは初心者だろう?」



そう言ってその人は初心者の私たちに丁寧にこの世界の事を説明してくれる。




「俺たちと組まないか?確実にゲームをクリア出来る方法がある。仲間が向こうに居るから着いてきてくれ」



「…どうする?」



『1度行ってみようよ。情報収集の為にもさ』



「それもそうだな。」




この話には乗らないと、だって向こうには。




『あ…!』




男の人について行くと、バチッとその場にいたある人物と目が合う。




「…?」




その子は少し首を傾げ私の事を怪しんでいる様子だ。
そう、皆さんお気づきだろうがその場に居たのはビスケ。





(大好きな推しが目の前に…!)





「どうしたお前…挙動不審だぞ」




キルアに訝しげな目で見られても、この興奮は抑えられない。早く話しかけたい…!




ビスケに見とれていると、話は勝手に終わっていたようで自分たちは協力しない事になっていた。




「おいA行くぞ」



『えっちょ、もう?』




なんだお前みたいな顔やめてよキルア。
キルアに手を引っ張られ早足で歩いていくゴンを追いかけた。

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おじいちゃんパンチ - 更新待ってます!!! (3月10日 23時) (レス) id: 8e40b31507 (このIDを非表示/違反報告)
おじいちゃんパンチ - もっと早く出会いたかった素晴らしい名作! (3月10日 23時) (レス) id: 8e40b31507 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りぃな | 作成日時:2024年2月1日 1時

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