私には大切な人は居ないけど1番になりたいよん。【H×H】 (ページ11)

今日:3 hit、昨日:12 hit、合計:1,980 hit

161.ナカマニ×イレテ×アゲタイページ11

❁⃘*.ﾟ

「決勝戦！！！第7ゲーーーム！」

やって来たのはジャンケン大会。
とうとう決勝戦で、ゴン対キルアの対決だ。

最後にはキルアが勝利した。

『2人ともお疲れ様〜！！』

「ありがとうA！」

「お前激弱だったな。開始早々負けてたじゃねぇか」

『昔からジャンケン苦手なんだよね…というか、なんか囲まれてない？』

いつの間にか私達は大勢に囲まれていた。
多分、さっきのジャンケン大会の商品であるカードが目当てなんだろうけど。

他に防御出来るカードがないため、そのまま奪われてしまった。

…

その後地図を入手した私達は目的地を決め出発することになったのだが…

「あの…待ってください…！！」

『この声は…！』

後ろから聞こえた声に反射的に反応し振り返るとそこには、ビスケが居た。

「お願いです…！私も仲間に入れてください！」

『もちろ…「無理」』

「ど、どうしてですか！？」

「邪魔だから」

『き、キルア！そんな言い方ないじゃんか』

「はぁ？邪魔だから邪魔っつって何が悪ぃんだよ。てか、お前今勝手にOKしようとしただろ…！！」

キルアに頬をつねられる。

『い、いひゃいよキルア』

するとねぇA、とゴンにこそこそと話しかけられた。

「あの人さっきの集会に居た人だよね。Aチラチラ見てたけど、知ってる人なの？」

え、気づかれてたのか？
そんな露骨に見てたのか私。

『い、いや初対面なんだけど、なんか…可愛くて』

「バカが。行くぞ」

キルアにズルズルと引きずられ連れていかれる。あはは…とゴンまで苦笑いだ。