転生した少女は自己犠牲を厭わない【ONEPIECE】 (ページ3)

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第3話ページ3

⋈

「…ん？」

『目を覚ますと知らない場所で、そしてお姉さんとも初めましてで私…何でここに居るのか』

「あなた…まだ寝ぼけてるの？」

『いえっそういう訳じゃ…』

「そろそろ夢から覚めなさい！ほらシャキッとして！朝ご飯食べに行くわよ！」

あの違うんです！
そう言ったが、お姉さんの耳には届かず私は半場無理やり手をひかれ部屋から連れ出された。

…私は確かに死んだ筈だ。
大好きな人の腕の中で、つい先程の話だ。

落ちてきた鉄柱が当たった時の、あの重く激しい痛みを思い出し身震いをする。
確実に死んだ筈なのに、何故私は生きているのか。

次の瞬間グラッと足場が揺れ、ふらついた。

『わっ…！！』

バランスを崩し、転けそうになったが後ろから優しく支えられる。
振り返ると…

(…ん？パイナッ…)