転生した少女は自己犠牲を厭わない【ONEPIECE】 (ページ2)

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第2話ページ2

⋈

「…て。A、朝よ！」

あれ…私。
目を覚ますと、見慣れない天井が目に入った。

「あ！やっと起きたわね。お寝坊さんなんだから。」

『…？』

声のした方を見ると、綺麗なお姉さんが私に微笑んでおはよう。よく眠れた？と言っている。

(この綺麗な人は誰なんだろう…？)

「まだ目が覚めていないようね？早く起きないとまたあの面倒臭いお兄ちゃん達が起こしに来るわよ」

(お兄ちゃん…？)

『…あの、私』

「ほら！手伝ってあげるから準備始めなさいな！」

パッパッと手際よく服を着替えさせられ、顔を洗うと拭かれ、髪の毛を梳かれる。
何処の誰かは知らないが、とても面倒見の良い人だなと感心する。

「よし！出来たわ。今日もA可愛い～！！！」

ギューッと豊満な胸に顔を埋めさせられる。
柔らかい…じゃなく、苦しい！

もぞもぞともがくと、お姉さんは苦しかったわねごめんなさいね！と放してくれた。

『それで、あのお姉さんいきなりで申し訳ないのですが』

「何よ“お姉さん“なんて改まっちゃって」

『ここって…何処ですか？』