2.ナニカ×ト×ワタシ ページ4
❁⃘*.ﾟ
「あーー2人も引いちゃうなんて。なんつう事してんねんあの馬鹿運転手！」
声が聞こえた。
それは、空間全体に響いている。何か怒っているようだ。
「2人も処理できるかいっちゅうねん！！あーーもうヤダヤダこの仕事転職したいわ〜ほんまボケなすタコ」
………口悪いな。
そんな事を思いながら、目を開けた。
そこは、星のような光が所々でキラキラと光ってとても幻想的な所だった。
『こ………こは』
「ゲッッッ目ぇ覚ましてもうたどうすんねんどうすんねん！！！」
目の前には等身大の神々しく光を出した”何か”、が忙しなく動いている。暴言を吐きながら。
書類を漁っているのか、紙が擦れる音がする。
「えーーーっと、これでもないあれでもない。あ、これや！！」
やっと動きを止め、喋りだした。
「う、ォッフン！！！そなたは死んだ。しかし、そなたは死ぬ時が早すぎた為、また生を授ける事になった。このまま天国へは送らず、別の世界に送るのだが異論はあるか？」
…な、何が何だかさっぱり…だ。
「ふむ。異論は無いようなのでこのまま話を進めるとしようか。」
えっっっ早すぎない！？
うわぁあでも話始まっちゃったし今更待ってとか言えない…。
「成程。そなたの情報を見せてもらったが、H×Hという漫画が好きらしいな。転生したいとも思っているようだ。ならばそこへ送るということで宜しいかな？」
『え…あの』
「宜しい。ではそういう事で話を進めよう。そなたにはとりあえず金と何か能力…を、ふむ。まあ常人ではない脚力と腕力と能力を授けておくので何とかなると思う。」
『…て、適当すぎません…か』
「そろそろ次に行く。では頑張れ。」
そう言い放った後その”何か”がパチンっと指を鳴らすのと同時に、私が居た所に穴があきそのまま浮遊感に襲われた。
『………………は？え。お…ち、落ちるぅううう』
「頑張れ」
頑張れじゃ……………ないいいいいい！！！！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 321人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「HUNTER×HUNTER」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
おじいちゃんパンチ - 最高、もっと早くたどり着きたかった名作 (3月10日 22時) (
レス) @page40 id: 8e40b31507 (このIDを非表示/違反報告)
りぃな(プロフ) - 夜さん» 初めまして夜さん、コメントありがとうございます^^*そう言って頂けるのはとても有難くて意欲も上がります....！更新もっと頑張ります！！ (2020年7月11日 15時) (レス) id: df3b10c5cc (このIDを非表示/違反報告)
夜(プロフ) - 初めまして。作品素晴らしく面白かったです！更新頑張ってください！応援してます！ (2020年7月10日 12時) (レス) id: b89be4af2f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：りぃな | 作成日時：2020年5月22日 3時
