【H×H】黒蝶飛団 イメージ小説

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『おーい、皆ー。私のエクレアは知らないか？』


ルーザ「は？冷蔵庫に入れたんだろ？」



入れてありますとも。だがないから言っているのだ！

エクレアが１３個から１０個に減ったんだぞ！大問題だ！

あのエクレアは有名店 ファ・ベリーユ の１日５０個限定エクレアなんだぞ！

どれだけ苦労して並んだと思ってるんだ！



『ルーザ、そうは言ってもないのだよ』


ルーザ「え？じゃあ今食べてるのは？」


『？エクレアだが？』


ルーザ「あるじゃん！」


『違う！１３個あったエクレアが１０個だったんだ！』


ルーザ「いいじゃん別に！ケチくせぇな！」



ケチとはなんだ！１３個と言ったら団員皆に配ったらもう無くなるではないか！

朝から並んで苦労したんだ！宝同然なのだ！

それで言ったら宝食べてるけどさ！



『あれは朝から並んだものなんだ！』


ルーザ「盗めばいいじゃん！馬鹿か！」


『団長に馬鹿とはなんだ！馬鹿とは…あ、確かにそうだな』



ルーザって頭いいな！確かに盗めばいいじゃないか！

並ばなくたっていいんだ！



ルーザ「おい！」


裕菜「団長って抜けてるところありますよね」


『エクレアのことになると頭が真っ白になるからな』


アキラ「あぁ！多分グラトニーです！すみません！」


『ああ…別に責めるつもりはないが、しっかり言ってくれたらそれでいいからな』


アキラ「わかりました！すみません！」



グラトニーか…次は届かないところにでも置いておこうか。

あれ？でもそれって私届くか？

背伸びすれば大丈夫か。うん。やっぱ不便だわ…この身長。

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