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プロローグ ページ1

本と、ぶつかった。

わけが分からないだろう、私もだよ。

体はまだ動く、でも声が出ない…と言うより、表情筋が不自由だ。

「あの〜大丈夫ですか?

っあれ!?本から魔力が消えて…!」

本の中に何かいたのかな?それが体を乗っ取るとかそういう…?

『ほう…この体はなかなか使いやす、あれっ動かない』

「はっ?」

どうやら、こいつは表情筋のみ乗っ取れたようだ。

こういう時は物理が最適解でしょ

思いっきり自分の方に向かって

パァン!!!

『ぐぁぁ!?』

「!?!?」

ビンタをかましました。

体からそいつは出たけど…

この程度で終わらせたくない。

『ふぁぁ…』

「欠伸してる!?!?」

この出てきたヤツの名前なんだろ…赤い不審者でいっか

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作者名:リャナなのだ! | 作成日時:2023年12月31日 11時

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