人間曲翻訳家[コロイカ] (ページ5)

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3話ページ5

1人増えやがった

もう貸せるイヤホン無いよ！？

あれ…試合始まってるしかなり時間たってる

目の前でアロハとアーミーがなんか話してる間もイヤホンはアロハに片耳貸してるし曲流れてるし私歌詞入力してるし

ライダー「チームワークなんていらねぇ。そんなものは足を引っ張る奴が出るだけだ。バトルは強ぇやつが1人いれば勝てるんだよ」

『草』

アロハ「ライダーカッコつけてるｗｗｗ」

アーミー「その上この少女の一言でしょぼくなったな」

『…Aです。』

アロハ「Aちゃん？」

『はい、Aです』

少女呼びはなんか嫌だから仕方なく名前教えた

アーミー「なんの曲を聞いているのだ？」

『…もう貸せるイヤホン無いよ』

アロハ「仕方ないなぁ、ほら。」

アロハはアーミーにイヤホンを貸した

それ元々私のなんだけど

『…あ』

アロハ「ライダー！ｗｗｗ」

ライダーのズボンがブルーチームのゴーグルの手によって降ろされた

ライダー「()」

…まぁいいか。

歌詞書いとこ、アーミー画面ガン見してるし

次の曲は…異星にいこうねか。

やっぱボカロは正義だわぁ…

ん？アーミーさん私の正体…？知ってるのかな？

アーミー「？？？(何だこの曲は)」

わかってないなこれ

そうしているうちにも試合ではブルーチームがズボンのお陰でどんどん逆転していき、勝てた。

ブルーチームとライダーが話しているのが見えた

私はベンチからその様子をチラ見している

ライダーはブルーチームが負けたらイカ足引きちぎるらしい、こわいな

…え？アロハが悪い顔してこっちに…

アロハ「ほら行くよA！」

『ぁぁぁぁぁぁぁ！！！』

何処に私連行されるんすか…？