46 スルメにおなり！ ページ50
ソルティコにて
イレブンとロウはジエーゴの家へと行き、私達は町にいます
カミュ「おい！二人とも、イレブン達、終わったみたいだぞ。船に戻ろうぜ。」
ロウ「おぉ見ろ、セザール殿じゃ！皆で礼を言うとしよう！」
セザール「おや。あの方は………」
海に出ることが出来たけど…
シルビア「んもう！なんなの、この霧！なーんにも見えやしない。」
『加湿器消して…！』
ベロニカ「加湿器の規模超えてるわよ」
カミュ「シルビア！どうした？」
シルビア「分からないわ！急に霧が出てきたの！気味が悪い…全速力で逃げるわよ！」
ロウ「光じゃ…霧が晴れるぞ！」
セーニャ「ここは、一体…」
船が乗り上げてしまった場所は白の入り江
マルティナ「不思議な所、まるで、幻の様だわ…」
マルティナが水面に手をつける
ﾊﾟｼｬｯ!
ベロニカ「うわぁ！？」
？？？「キナイっ？キナイなの？」
ベロニカ「な…何よ。驚かせないでよね！それにお姉さん。人の顔を見てため息なんて失礼よ！
…！？ 貴女！まさか！に、人魚っ！？」
？？？「あら、貴方達は叫ばないのね…私を捕まえようとしないし。珍しい人…キナイと一緒ね。」
ロミア「驚かせてごめんなさい。私はロミア。キナイが来てくれたのかと思って、つい、飛び出してしまったの。」
ベロニカ「ふわ〜ビックリ。人魚って、本当に居たのね。…と、それはまぁ置いておいて。キナイって一体誰のこと？」
ロミア「キナイは、ナギムナー村に住む、人間の漁師。私はこの入り江で彼を待っているの。…私達、結婚の約束をしたんです。」
『ｹｯｺﾝ!?』
ベロニカ「人間と人魚が！？そんな話、聞いたことないわ。」
そして、キナイに会いに行くことになった。
シルビア「うん、いたいた！あれがクラーゴンを倒しに来た船団ね。乗組員の中に、キナイが居る筈だわ。
ねー！アナタ達！そっちに、キナイって人居るー？
あら、あの人達何か言っているわ。遠くて良く見えないけど、う…うずら…？
……う え だ？」
カミュ「イレブン！上だ！！」
空から船が落ちてきた。
それを合図にクラーゴンが海の中から出てきた。
カミュ「おい…嘘だろ！？｣
シルビア「また会ったわね、暴れん坊さん…ダーハルーネでの借り、お返しするわ！みんな！耳を塞ぎなさい！
スルメにおなり！」
大砲が放たれた
シルビア「怯んだわ！！今がチャンスよ！皆でマリネにしちゃいましょ！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：山ノ花禊(元リャナ) | 作成日時：2023年12月7日 15時
