33 バーンデールフォン♩ ページ37
シルビア「見てー！イレブンちゃん、キレイな朝日よ！まるでアタシ達の船出を祝福してくれてるみたいね！
それじゃみんな！世界の海をまたにかけて、まずは虹色の枝を探すわよ！まずは北東のバンデルフォン地方へ、しゅっぱ〜つ！」
セーニャ「イレブン様、どうやらこの辺りには「グロッタ」という町があるらしいですわ。そこで虹色の枝について情報を集めませんか？」
イレブン「うん、そうしよう！」
こうして私たちはグロッタへと行くことに
シルビア「ついに来たわね…屈強な男達が集まる町、グロッタ！」
カミュ「チッ…ここでもグレイグが英雄扱いされてるって訳か。全くむなくそ悪いぜ。」
「ハ〜イ！カッコイイお兄さん達。格闘大会には、興味がおありかな？
今度、仮面武闘会っていう、すっごい大会が開かれちゃうの！腕に自信があるなら、参加してみてね〜。」
ﾍﾟﾗｯ
カミュ「なになに…。血湧き肉躍るダッグマッチ、仮面武闘会開催のお知らせ。優勝者には豪華商品を贈呈！か…」
ベロニカ「てっきり、踊る方の舞踏会かと思ったけれど、戦う方の武闘会なのね。でも、仮面ってなんのことかしら？」
セーニャ「屋上にあるコロシアムでやると書かれております…あの建物の頂上にあるのでしょうか？」
『かもしれませんね』
ベロニカ「あっ！イレブン、あれ見て！あれって虹色の枝じゃない！？
サマディーの王様が行商人に売った虹色の枝が巡り巡って、この大会の優勝商品になってたのね。」
セーニャ「と言う事はお姉さま。あの枝が手に入れば大樹への道が…」
ベロニカ「そうね！絶対優勝するしかないわ…！この仮面武闘会に参加してなんとしてでも虹色の枝を勝ち取りましょ！」
イレブン「そうだね。カミュも出ない？」
カミュ「あぁ、参加人数が多ければ、優勝できる確率も上がるからな！」
ベロニカ「シルビアさんも…って、あれ？」
セーニャ「いつのまにかいなくなってますわ。」
ベロニカ「まぁいいわ。それじゃ私達女3人は観戦しましょ？」
『分かりました！』
私もザキ連発したいけどさすがに出禁になっちゃうかな…やめておこう
ベロニカ「それじゃあ、2人は出場して、誰か1人でも優勝して来なさい！！」
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作者名：山ノ花禊(元リャナ) | 作成日時：2023年12月7日 15時
